課長級以上の女性数人からなる「女性の活躍促進検討PT会議」の3回目。今日付けで大阪市特別顧問に就任された槇村久子京都女子大学宗教・文化研究所客員教授の講演でした。理工系の進路を望みながら「女子お断り」と阻まれたご自身の経験も交えて、現状や展望を語って下さいました。
国際的にみて、政治・経済分野で男女格差が大きい日本の現状。女性の活躍は、男性の現状や社会の姿と切り離しては考えられません。働き方、意識、教育、親の影響、制度、子育てにかかわる施設などなど、いろいろなものが絡み合ったものすごく根の深い課題です。男性も含めて、人間性の阻害が進むなかでは、ますます難しいテーマに思えてきます。
でも、だからこそ、逆に言えば、女性の活躍に焦点をあてた取り組みが進めば、社会の様々な問題の解決も進むはずです。もちろん、生む時期は黙って生み、それ以外は黙って労働力であれ、みたいな安倍首相のいう“女性の活躍”は論外ですが。
それにしても、「メディアに公開」と知らせてあるのに取材ゼロ。市長を追いかけ回すのだけがメディアの役割なのでしょうか。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。