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涙腺が壊れた  ハルモニを迎えて慰安婦問題の解決をめざす集い

 はるもに元従軍慰安婦の方が暮らすすナヌムの家からハルモニを迎えて「従軍慰安婦問題の早期解決をめざすつどい」が京都で開かれました。

 橋下市長を辞めさせることも、謝らせることも出来ない大阪市会。元慰安婦の皆さんに、会場の片隅から心の中でお詫びしたい、そんな思いで参加しました。                                       

 ナヌムの家の所長さんから「日本の状況を見ていて、自分のことは自分で解決したい、と志願して来日した」と紹介された3人のハルモニが証言。「日本の国民が悪いんじゃない」と繰り返す姜ハルモニは「小さい子を連れている聴衆の姿に心が痛む」と、現在のような状況や関係ガ子どもたちの時代まで続くことを危惧。その毅然とした、懐の深い言葉に涙が。

 証言する時も、最後のアリランの合唱でもマイクを離さない90才の李ハルモニの笑顔で、涙腺は完全に壊れてしまいました。この笑顔をもっと心底からのものに出来るよう、きちんと反省・謝罪・補償をする国に日本を変えなくては。

 李ハルモニは、「日本政府がしたことだから、日本政府に謝ってほしい。それは、私たちが全員死んでも終わらない。なぜなら、後世に関わることだから」とおっしゃいました。ほんとうにその通りです。

 過去の性暴力をあいまいにしたままでは、いまなお続く戦場での性暴力はなくせません。と同時に、いま、橋下市長のもと、大阪市で起きていることを想起しました。セクハラ事件を起こした公募の校長・区長を「絶対に容認できない問題ではない」と、職務を続けさせる異常さ。女性の人権と名誉を軽んじるという点で根は一つです。

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