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交通民営化、また山場を迎えます  交通水道委員会

交通水道 6日、交通水道委員会。いきなりですが反省と懺悔。自分で納得できる質疑なんていつだってないけれど、こんな失敗は久しぶり。陳情質疑、完全に時間を見誤って、路線バスの拡充に大半の時間をつかってしまい、可動式ホーム柵設置の質疑が半分も出来ず仕舞い。実地調査や準備に時間をかけ、いっぱいやりとりしたかったのに。陳情者の皆さんに申し訳ないし、事前の聞き取りに付き合ってくれた職員の皆さんにも迷惑をかけ、情けなくて、恥ずかしくて・・・

 とはいえ、気を取り直して、委員会のご報告です。

 市長から提案された案件は、交通民営化にあたっての基本方針を議決事項にするという手続き条例案。

 そもそも、民営化議論のなかで、「ただ地下鉄・市バスの廃止条例だけでは市長への白紙委任になるから、民営化基本方針を議決事項にすべき」という意見が出されていたことは事実です。けれど、ごく一部の議員のこうした意見に飛びついて、2度に渡る議会の否決もどこ吹く風とばかりに、矢継ぎ早にこんな条例を出してくることは、議会や市民の声の軽視です。

 この間出されている様々な懸念=バスは本当に守られるのか?(今でさえズタズタですが) 可動式ホーム柵など安全対策は? 今里筋線未着工部分などネットワークの充実は? 敬老パスの他の私鉄との整合性は? などなど、何一つ、解決されていません。

 肝心なことを置き去りに、条例を急ぎながら、「単なる手続き条例であり、民営化を決めるものではない」と言ったりしていますが、結局、この条例をテコに、第2弾の基本方針、そして地下鉄・市バスの廃止条例と、遮二無二推し進めようとしています。

 日本共産党は、民営化を前提にした条例案には反対ですが、自民・公明が留保とのことだったので、十分議論するという意味で留保にし、採決にいたりませんでした。今度は23日の本会議が山場に。「こんな条例は認めないで」の声と運動が広がりますように。

 

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