28日、第3回大阪会議のはずでした。
会議の進め方、会長の権限などについて長時間議論した24日の準備会。そのなかでは橋下市長の提案を受けて「代表者会議は全会一致を原則」ということも盛り込まれました。
今日は、まず準備会の続会でそれらの申し合わせの成文化されたものを確認し、いよいよ、全体の会議で、それぞれ議論したい議題のプレゼンテーションに進む、というのが、誰が考えても自然の流れでした。
だからこそ、9時30分から準備会➝終了次第大阪会議 という通知を受けて、代表以外の委員の皆さんも、傍聴の皆さんも、9時30分から、代表者会議をしている部屋のすぐ向かいの会議室でずっと着席して待っておられたのです。
ところが、松井知事と橋下市長は、議題のプレゼンテーションを、非公開の準備会(代表者会議)でやるべきだと言い募るなど、次から次へと無理難題を持ち出して、全体の会議を開かせまいと必死。“議題の優先順位は全会一致では決まらない”と決めつけて、「決まらない時には会長に一任するよう約束せよ」と、前回の発言とまったく矛盾することにも固執し、結局、時間切れで、何も進まない不毛な半日となりました。
終了後の囲み会見で「なぜ全体の会議で議題のプレゼンテーションをしたらダメなのか」という記者さんの質問に、「なぜかといったら、アリバイに使われるからです。大阪会議が進みました。これで大阪都構想はいりませんって、絶対に放送するんですから。」と答えたという橋下市長。
W選挙に向けて、大阪会議を妨害し機能マヒさせて、“やっぱり都構想しかない”と叫ぶことだけを目的に大阪会議を利用していることがますます明らかになりました。
市民のくらしの向上、防災対策など安全の向上、経済の活性化・・・山積する課題を置き去りに、自分たちの選挙対策のためだけに不毛な対立を作り出し、市民や議会、職員を振り回す。
これが首長のすることか!
強い怒りとともに、W選挙で、まともな政治を大阪に築かねば、の思いがこみあげました。
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