もうすぐ師走。29日、警察・消防合同の歳末警戒発隊式がありました。
点呼の様子の披露、消防自動車の説明などの後、徒歩部隊、白バイとともに、地域の青パトの皆さんが、歳末の街へ出動されるのを見送りました。
そして本会議。凍りついて震えながら市役所へ。
19公立幼稚園の廃止・民営化の提案は14園について「否決」(維新の会以外が反対)となり、城東幼稚園を含む14園は、公立として存続されることになりました。5園はほんとうに残念ですが、この間の大きな運動と世論の成果です。
けれども、地下鉄・市バスは来年4月からの10円値上げが日本共産党以外の賛成で決まりました。一方で、民営化をゴリ押しするため地下鉄初乗り(1区)だけは20円値下げというチグハグさです。初乗り利用の3割の人は20円値下げ、7割の人は値上げ。こんなやり方より、全区間据え置けば、皆さんに喜んでいただけるのに。
また、城北・弁天町市民学習センター、いきいき地球館、大阪市音楽団など、大事な施設の廃止も次々に可決されました。
こんなことをしていては、大阪市がダメになってしまう。市民のくらしや文化もメチャクチャになってしまう。早くなんとかしなくては、とつくづく思いました。
まだまだつづく議会。少しでも、市民いじめに歯止めをかけ、都構想ストップの流れを強めなければ。
特に写真館で育った身、「小暮写真館」迷わず買いました。
主人公の母親が、主人公に言う「いろんな人に出会ってね。世界を狭くしないでね。世の中には、いろんな人がいるんだから」という言葉。まさに、私も娘に言いたい言葉です。人との出会いは人生を豊かにしてくれます。
今夜もそんな出会いに恵まれました。
通常なら、あまり近づく機会もない人(誰とは言えないのが残念です)。お話ししてみたら、同じような問題意識も持っています。丁寧に分かり合おうとすることが大切なんだなあ、と。面白い、大切にしたい出会いでした。
先日の本会議で各委員会に付託された議案を審議する常任委員会の2日目。
今日は教育こども委員会と建設消防委員会が開かれました。教育こども委員会は、公立幼稚園・市民学習センター・市音楽団の廃止など攻防が激しい問題がたくさん付託されていて、大阪市会としては異例ですが朝からの委員会となりました。
日本共産党はいずれも反対を主張しましたが、結論は29日に持ち越しです。
私の出番は、明日の財政総務委員会です。
業者婦人の悲願である「所得税法56条廃止の意見書を」、地域活動協議会への補助金カット見直しを求める「地域活動・地域福祉を守って」という2つの陳情を中心に質疑する予定です。どちらも当たり前のことだからこそ、質問はなかなか難しい。
とくに、地域活動・地域福祉への敵視ともいえる対応が、地域の力を弱めているのに、「良くなっている」と言ってはばからない担当者。言わざるを得ないのでしょうが、一番大切な部分がほころび始めていることに、やりきれない思い。
一休みして、昨日購入したボージョレー・ヌーボーを開けてみました。なかなかおいしくて、良い気分転換です。
年中、議会開会中のようになっている大阪市会。22日、週明けの委員会準備にまたまたアタフタしながら、中抜けして地元の区民ホールへ。消防署主催の防災講演会に出席しました。
大阪市立大学副学長の宮野道雄先生の「いのちを守る都市づくり」という講演をひきこまれるようにして拝聴。都市として災害に備えていくことの大切さとともに、災害時の被害を最小限にするために日常生活のなかで安全な環境づくりを、という結びが、身近で胸に落ちました。
家具の転倒防止策、イザという時、逃げやすいように余計なものは置かない・・・・・・。我が家は正反対、危険だらけです。大改造をするか、引っ越すか、しか解決方法はないような気がして、暗澹たる思いにもなりました。
講演に先立って消防署員の皆さんが「予防救急」についての寸劇。私も笑わせていただきましたが、演じている人たちも楽しんでいるように見受けられました。地域への出前講座でも寸劇を取り入れているそうで、消防署員がこんな隠れた才能を発揮するのは、大阪だけではないでしょうか。
夕方、市役所に戻り、委員会準備です。