We Say NO!のロゴ入りヤッケを着た地域後援会の皆さんが「住民投票で反対と書きましょう」「カジノはいりません」と言いながらビラを配って下さいました。
この宣伝を、地域の会議で決める間もなくお願いしました。なんせ短期決戦。当たり前に受け止めてくれて遮二無二頑張るという、かけがいのない仲間です。
今日も、多くの方がそうであるように、朝から晩まで、住民投票対策に明け暮れた日。
出来ることは全部やりたいと思っていろいろな所へ出かけ、いろいろな方とお目にかかっています。
今日一番驚いたこと。
「絶対反対」と言い続けて先頭に立っておられる方と作戦の相談。一通り相談が終わった時「ところで“都構想”ってそんなにアカンの? 橋下市長が言うから反対なの?」という質問。内心ぶっ飛びながら、持っていた資料と知識を駆使して学習会。財政調整、資産や負債の行き先、一部事務組合などをお話しすると、「エー!」「エー!」と驚きの声。「なんでこんなことするんや!」
いかに内容を伝えられていないかに愕然。それでも「大阪市廃止分割」は食い止めなければ、と必死になっておられるのですから、内容を知っていただいたら鬼に金棒です。今からでも、学習の機会をつくり語り手を増やし、街のあちこちで「ひどいことになるんやで」「わからなっかたら反対やで」の声かけがあふれる日を早くつくらなければなりません。
短期決戦、しかも、初めてづくしのたたかいです。
政令市の廃止・分割が遡上にのぼるのは初めて
天才的な(うそつき)スーパーマンを相手にするのも初めて
政党や主義・主張を超えた協力も大阪市では初めて
こんなたたかいは誰も経験したことがありません。定石もありません。走りながら考え、考えたら走る。会議で決めてから、などと言えないことも起こります。よさそうなことは全部取りいれ、みんなが必死で頑張る時です。
午前中、公害をなくす患者と家族の会の総会に出席。
前半
冷静に、選挙の時に心がけたように“笑顔”でいなければ、と思うのですが、短期決戦であること、そして選挙と違って「捲土重来」のない1回勝負であることが、私から“笑顔”を奪っているようです。
厳しい闘いだからこそ、元気に笑って、やっていかねば。
午後は、2つの公園で「“都構想ストップ”街かど懇談会」。大きな横断幕をつくってハンドマイクで構想の問題点を説明。
私たちの手が届かない、お付き合いのない方に“都構想の本当の姿”を知っていただこうと急きょ取り組みました。前日に全戸ビラを配布できた地域では、「一方の言うことだけ聞いていてもダメだと思って」と見知らぬ方たちも来て下さいました。犬の散歩中の方、神社の春まつりの御神輿途中の方なども参加して下さり、熱心に具体的な質問がたくさん。ともに取り組んだ仲間たちの「やって良かった! どんどんやろう!」との感想が嬉しい。
やるべきことは全部やらねば。仲間の学習会も数多くやって語り手を増やしつつ、いろんな場所で、いろんな形で“ほんとの姿”を語っていきたい。
橋下市長の住民説明会は公正・中立とかけ離れていて許されないもの。昨日17日、4会派で申し入れと記者会見を行いましたが、残念ながら改まるとは思えません。
凌駕する宣伝、対話、つどいを急ピッチでやることが一番!
というわけで、大阪市をよくする城東区連絡会を中心に立ち上げた「合同闘争本部」で、18日イズミヤ前宣伝。ビラの受け取りもこれまでのどんな取り組みより良く、立ち止まって聞いて下さる方も。「まったくわからない」という方も数人おられ対話。交代でマイクを回していたら、突然全然知らない買い物客の方が「私にもしゃべらせて!」とマイクを握り、「弱い市民のことを考えていない」とド迫力の演説。ビラをしげしげ見ておられた男性に「お迷いですか?」と声をかけると「迷うわけないじゃないですか。なぜ自治権を放棄する必要があるんですか」。恐れ入りました。もちろんわずかですが「賛成や」と言い捨てる方も。
毎日毎日、ひと声ひと声の積み重ねが大切。テンポアップを!とつくづく思いました。
午後は、中浜地域のヘルスコープおおさかの総会にお招きいただきました。
市民のくらしや社会保障を悪くする“都構想”。組合員の命を守る立場からヘルスコープおおさかは理事会として「断固反対」の見解を発表しています。そのこともご紹介し、「大阪市廃止・分割のしくみ」が一目でわかる図を配布。めぼしい財産や税収が全部府に行ってしまう実態に驚きの声。
「周りの人に、『絶対に住民投票に行って“反対”って書かな大変なことになる』と話して下さい」としつこくお願い。どうか語り手が増えてくれますように。
明日は、公園で街角懇談会をする予定です。お天気が心配ですが・・・・。
夜は運動の進め方についてつっこんだ打ち合わせ。短期決戦。大きな力を発揮するために知恵と力を尽くさなければ。
薄氷を踏むような怖さのなかで駆け抜けた選挙戦でした。一番怖かったのは“大丈夫論”。根拠なく「あんたは大丈夫」と言われる度に、善意とはわかっていても恐ろしくて恐ろしくて「違う、違う」と最後まで言い続けました。
“大丈夫論”とのたたかいは苦労しましたが、議会対策で地元を留守にしがちの私の状態に、早くから危機感を抱いて、「山中を落とすわけにはいかない」と路地裏宣伝を積み重ねて下さった女性後援会、コツコツと後援会ニュースを増やし続けた後援会事務局など、たくさんの仲間の皆さんの日頃の奮闘が、地域と日本共産党との関係をあたたかいものにしてくれていることに、感動する日々でした。
組織が高齢化しているなかですが、人生の大先輩の方々が昼夜を分かたず宣伝、対話でフル回転しながら、皆さんが口々に私の体をいたわって下さることにどれだけ感謝し、励まされたことでしょう。
5期目をめざした8回目の選挙でしたが、こんなに元気いっぱい、笑顔を忘れず、懸命にたたかえた選挙はないように思います。
最終日の最後の訴えのために事務所前にお越し下さった皆さんと握手しながら、「ありがとう」の思いで涙が止まりませんでした。一日じゅうアナウンサーをつとめてくれた娘も、ついて回りながら後ろで泣いていました。
娘がアナウンサーをできる年になるまで続けられると思っていなかったので、娘のサポートを得られたことも感無量でした。
地方選挙は通過点です。5月17日の最終ゴールめがけて、一段と激しいたたかいが始まっています。選挙は“捲土重来”がありますが、5月17日の結果は取り戻すすべはありません。投票日翌日の報告集会で、いつも以上に集まって下さった会場いっぱいの皆さんに「引き続く臨戦態勢を」と訴えました。
だれも体験したことのないたたかい。政党、団体、個人それぞれがやれることをやり尽くしつつ、連携してより大きな力にしていく。走りながら考え、考えたら走る。
選挙結果でみても世論調査でみても5分5分からのスタート。真実を語っているのはどちらなのかを見極めていただく時間はあります。みんなが頑張れば。やれることは全部やる! 子子孫孫に不幸な大阪を手渡すわけにはいかない!
雨の多い選挙。
雨と、「大丈夫論」とのたたかい。昨日、区民ホールで行われた個人演説会でも「いま一番怖いのは“大丈夫”という言葉です」と切り出しました。洪水のような“大丈夫論”でほんの少しでもゆるみがあれば大変なことになる。毎日、何度も何度も言われる「あんたは大丈夫」がどれだけ恐ろしいか、ご参加下さった方に通じたでしょうか。
朝から晩まで、街頭で訴える日々。毎日約40回スポットをし、聞いて下さった(らしき)方にご挨拶に走ります。そんなな中で年輩の女性がつぶやかれた「大阪市はなんやめんどくさいことを言うてるなあ」という言葉、言い得て妙だと感心しました。「“都構想”=大阪市廃止分割」なんて市民の皆さんには分かりづらい「めんどくさい」ことをいわずに、一生懸命、市民に役立つ市政をめざすべきです。
今回は21歳になった娘がアナウンサーをしてくれています。今日も授業がないからと急きょ乗車。夜8時ぎりぎりまでハンドマイクで入って1棟ずつスポットをした森之宮団地では、アナウンサーとともにカメラマンも。娘の自信の1枚です。
あと2日、死力を尽くして訴え抜きます。