薄氷を踏むような怖さのなかで駆け抜けた選挙戦でした。一番怖かったのは“大丈夫論”。根拠なく「あんたは大丈夫」と言われる度に、善意とはわかっていても恐ろしくて恐ろしくて「違う、違う」と最後まで言い続けました。
“大丈夫論”とのたたかいは苦労しましたが、議会対策で地元を留守にしがちの私の状態に、早くから危機感を抱いて、「山中を落とすわけにはいかない」と路地裏宣伝を積み重ねて下さった女性後援会、コツコツと後援会ニュースを増やし続けた後援会事務局など、たくさんの仲間の皆さんの日頃の奮闘が、地域と日本共産党との関係をあたたかいものにしてくれていることに、感動する日々でした。
組織が高齢化しているなかですが、人生の大先輩の方々が昼夜を分かたず宣伝、対話でフル回転しながら、皆さんが口々に私の体をいたわって下さることにどれだけ感謝し、励まされたことでしょう。
5期目をめざした8回目の選挙でしたが、こんなに元気いっぱい、笑顔を忘れず、懸命にたたかえた選挙はないように思います。
最終日の最後の訴えのために事務所前にお越し下さった皆さんと握手しながら、「ありがとう」の思いで涙が止まりませんでした。一日じゅうアナウンサーをつとめてくれた娘も、ついて回りながら後ろで泣いていました。
娘がアナウンサーをできる年になるまで続けられると思っていなかったので、娘のサポートを得られたことも感無量でした。
地方選挙は通過点です。5月17日の最終ゴールめがけて、一段と激しいたたかいが始まっています。選挙は“捲土重来”がありますが、5月17日の結果は取り戻すすべはありません。投票日翌日の報告集会で、いつも以上に集まって下さった会場いっぱいの皆さんに「引き続く臨戦態勢を」と訴えました。
だれも体験したことのないたたかい。政党、団体、個人それぞれがやれることをやり尽くしつつ、連携してより大きな力にしていく。走りながら考え、考えたら走る。
選挙結果でみても世論調査でみても5分5分からのスタート。真実を語っているのはどちらなのかを見極めていただく時間はあります。みんなが頑張れば。やれることは全部やる! 子子孫孫に不幸な大阪を手渡すわけにはいかない!
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