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2議席に半減――ここからスタートです

厳しい厳しい闘いでした。皆さんのお力で押し上げていただきました。

2議席に半減し、維新は過半数。これからますます大変なことになる、と思った矢先に、国が夢洲のカジノを認可するという報道。悔しくてやり切れません。

たった2人で何を、どうしていくか、途方に暮れる思いでいた時、喜びの電話をくれた後援会員さんが、「たいへんだと思いますが、山中さんなら、市民の声を届けてくれると信じています」とおっしゃいました。そうなんですね。2人だろうが、市民の皆さんの声を懸命に届けるのみです。ただ、小さすぎる勢力。しっかり届けるには知恵と力、工夫が必要です。

たくさんの人の力を借りて押し上げていただいたように、たくさんの力を借りて“チーム大阪市会共産党”みたいなものをつくって、最大限、皆さんの声を届けたい。

 

 

市政レポート6月号が出来ました

 今日は59歳の誕生日です。来年は還暦、と考えると、先輩の皆さんには叱られそうですが、ずいぶん年を重ねて来たなぁと思います。

 コロナで、身近な人を含めて失わなくていい命が失われていく日々。死というものがそう遠くない環境の中で、生きてある意味をあらためて考えます。いろいろな役割があり、どれも大事にしたいと思います。

 皆さんと一緒に、ひどい大阪を変えていくことも、私の大事な生きる意味です。

 誕生日に「市政レポート6月号」が出来上がりました。あまりにもひどい大阪のコロナ対策。今回の見出しは「後手後手チグハグの検証を! 反省なくして改善なし」としました。よろしければご覧ください。

 これからもよろしくお願いします。

コロナワクチン予約の改善を要望

 コロナワクチン接種の予約が、ご高齢の方にとって難関になっています。コールセンターの電話はつながらない、ネット予約なんて無理、病院も断られた・・・。そんな方が増えています。そういう方のお手伝いをするために、私も毎週月曜日の予約開始時間をドキドキドキドキ、物凄い緊張で迎えています。迅速にとらなければ、枠がなくなってしまう。こんな争奪戦のような予約のシステムはおかしいです。ネットは論外、電話もつながらず、いくつか病院を回って断られた84歳の女性の「もうあきらめていました」という言葉。大阪市に見捨てられたということです。後援会の人の訪問を受け、予約をサポートすると言われて「命拾いした」とも言われました。感染しても入院できない大阪で、ワクチンへの望みがどれほど切実かを知りました。
 6月1日、議員団として、争奪戦のようなシステムを変更すること、地域の集団接種や個別接種を大幅に増やすよう、あらゆる手立てをとることを求めて、松井市長に要望書を提出。新谷健康局長らと意見交換をしました。走りながらの経験のないワクチン接種だからこそ、きちんとした指揮命令系統の下で、改善すべきところは改善しながら、市民の実態にあったやり方で進めていってほしいです。

市政レポートできました

大阪市廃止・分割の「協定書」議決を受けて、市政レポートをつくりました。

よろしければご覧ください。

 

街のなかで「大阪市をなくすな」を多数派に――「協定書」可決

 大阪市議会臨時議会本会議。維新の会と公明党の賛成で大阪市をつぶす「特別区設置協定書」が可決されました。起立採決ではなく記名投票となり、「反対」の青票を思いを込めて投じました。
 
 主人公である市民の皆さんが、こんな制度いじりを考えられる環境にないコロナ禍の下、かなりの低投票率になるだろうに、どさくさ紛れに住民投票に持ち込むことに賛成多数となる議会。わかっていたことではありましたが、情けなさにちょっと涙が。
 でも、大阪市をなくすかどうかを決めるのは市民です。これからが正念場です。
 
 閉会にあたって、議員団のコメントです。よろしければご覧ください。
          大阪市会臨時会閉会にあたって
 今日9月3日、大阪市会臨時会が閉会し、大阪市をつぶしバラバラにする「特別区設置協定書」が維新・公明の賛成で可決されました。コロナ禍の下、市民が感染への不安に怯え、くらしや営業に悩みや苦しみを抱えています。「住民投票どころではない」「制度いじりよりコロナ対策を」という声が渦巻く中での強行に強い怒りを表明します。同時に、この間、臨時会本会議における少数会派の代表質疑権を確保し、「大阪市をなくさないで」の声を届けるという一点で極めて稀な統一会派で臨むという、党派を超えた連帯・協力が実現したことは貴重です。こうした連帯・協力が大阪じゅうで広がるならば、「大阪市をなくすな」の思いで街を埋め尽くすことができると確信しています。
 コロナ禍のなかで住民投票を急ぐのは、市民が不幸になる「特別区」の姿を市民が十分に知る前にやってしまいたいからにほかなりません。それほどまでに、「大阪市廃止・分割構想」は市民にとって〝百害あって一利なし〟なのです。推進者が隠そうとしている“百害”を、みんなが自分の言葉で一人でも多くの人に伝えぬくならば、必ず勝利できる闘いです。
 議会では駆け引きの結果「賛成多数」となりましたが、大阪市をなくすかどうかを決めるのは市民です。「大阪市をなくすな」が街の多数派となるために、死力を尽くします。ご一緒に頑張りましょう。

「市民の命を軽んずるな!」     臨時議会代表質疑

24日、大阪市廃止の協定書案について本会議で代表質疑。
できなかったはずの代表質疑に立つことができ「日本共産党・市民とつながる・くらしが第一大阪市会議員団を代表して」と言った時、泣きそうになりました。「市民・第一」の武代表に補助者として横に座っていただいて、「住民投票よりコロナ対策」「市民の命を軽んずるな」「まやかしの財政シミュレーションは許されない。住民サービスは維持できないことを認めよ」など、懸命に伝えました。持ち時間の片道30分がアッという間。松井市長が訳の分からないことを言うので切り返したりしていたら、質問2問や大事な主張を削らざるを得なかったことが残念です。
色々なことを乗り越えて実現した統一会派。「市民・第一」の武議員、松崎議員を始め、すべての人に感謝です。市民の命を危険にさらす住民投票は許されません。でも、強行するなら、もう一度NO!を突き付けるしかありません。死力を尽くして。