3月、出直し市長選の最中に審議し、修正の上で成立した今年度の骨格予算。今、肉付けする補正予算案をめぐる議会が開かれています。
20日の財政総務委員会で質疑を行いました。
①橋下市長が作ろとしている「近現代史を学ぶ施設」について
「歴史認識の両論併記」「体験型」を目玉にし、来年度、東京裁判をテーマに先行展示を行うとしています。東京裁判を受け入れサンフランシスコ講和条約を結び、国際社会に復帰した日本。後になって、「あれは勝者の裁きだ」と反故にするようなことは、戦後の歩みの否定です。こうした施設を、しかも市民の税金を使ってつくるべきではない、と撤回を求めました。
②男性も女性も自分らしくいきいきと生きる「男女共同参画」の立場に立った女性の活躍促進を
昨年度、私も会派を代表して参加させていただいた「女性の活躍促進プロジェクトチーム」の提案が、一定、予算化されました。
アベノミクスの成長戦略一本やりの「女性の活躍」には問題点が多すぎます。働き方の改善や保育・介護などの条件整備をしないまま、女性に働け、働け、と言えば、女性の負担を増やすだけ。そんな問題意識を示して、「成長戦略としての女性の活躍」とは一線を画し、男性も女性も自分らしくイキイキと生きる「男女共同参画」の取り組みを、じっくりしっかりやっていこう、と結びました。
後半の質疑、男性理事者の皆さんの、退屈そうな顔!(あくまで主観です。穿ちすぎならお許し下さい)。女性だけの問題じゃないのになあ。
一方で、他会派の若い議員さんが「共感しました」と声をかけてくれました。嬉しいものです。
問題だらけの補正予算案を、議会がどうするか。27日の本会議に向けて、波乱含みです。
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