大阪市会は今日から常任委員会が始まっています。
私が所属する交通水道委員会は6日。
提案されている案件は、地下鉄・市バスの民営化問題を議論するなかで一部の会派が提唱していた民営会社の「基本方針」を議会の議決事項とするための条例案。
「安全・安心はどうなる?」「今里筋線の延伸などネットワークの充実は?」「敬老パスは?」「バスの切り捨てにならないか?」など、さまざまな問題が指摘されているのに、まったくクリアしないまま、議決事項にしさえすればいいといわんばかりのアリバイづくりにしか思えません。
そんなことを考えつつ、3件提出されている多岐にわたる陳情の質疑の中身もあーだ、こーだと考えている日々です。
今日は陳情質疑の準備のために、朝のラッシュ時の御堂筋線巡りをしました。
可動式ホーム柵のある駅=天王寺・心斎橋駅ではホーム柵が、なんばなどホーム柵のない混雑駅のラッシュ時は、(写真では見にくいかも知れませんが)制服の駅員さんがズラッと並んだマンパワーで、乗客の安全を守っています。
ラッシュ時は約2分に1本の御堂筋線。次々到着するどの列車も、職場という戦場に向かう緊張した人々で一杯(中には市役所で見知ったお顔も)。日頃はあわただしく乗り降りする地下鉄ですが、じっと観察していると、ほんとにすごい仕事をしているんだなーと、あらためて思った次第です。
関一市長による御堂筋線の建設に始まるネットワークづくりとともに、エレベーター・エスカレーターの設置、可動式ホーム柵の設置など、進取の気性で発展してきた市営交通。民営化などせず、安全・安心と便利な街をつくるため、みんなで良くしていきたいという陳情。採択を求めて質疑します。
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