「成人の日」の今日、午前中は、区民ホールで城東区の成人式でした。
新成人の皆さんに向けた後援会の宣伝に参加していた元教師のYさんの教え子さんたちが、ワイワイと、こころよく写真に入ってくれて、こんな派手な記念撮影ができました。
今年の式は驚くほど静か。当番に当たっていて挨拶原稿をつくりながらの「さて、聞いてもらえるやら」の心配はどこへやら。シーンとして聞いてくれました。
実はわが子も新成人ですが、不参加でちょっと残念でしたが、娘が会場にいたら、もっと緊張したかもしれません。保育園時代のお友達が司会をつとめるなどみんなの成長にビックリ。
午後は、放出・鴫野各校下の成人式にお邪魔しました。
いずれも地域の皆さんの手づくりで、地域で育てた大事な子どもたちの成人を祝う、という雰囲気にあふれていました。小学校時代の先生たちがみえていて、新成人に「私、わかる?」と詰め寄られて目を白黒。懐かしくて仕方ないという顔、顔に、こうしたつどいの貴重さを痛感しました。
“失われた20年”の真っただ中を、“ゆとり世代”というレッテルを貼られて育ち、待っているのは就職難と使い捨て社会。若者が夢をもって生きるには難しい時代です。私たち大人はこの子たちに何をしたんだろう、と思ってしまいます。でも、みんな、輝いている。そこには、やっぱり家族や友達、地域の人々・・・。人とのつながりが欠かせないと思います。たくさんの人と出会い豊かな人生を送ってほしい。彼らのもつ優しさと、連帯のなかでつくられる力を信じて、ともに未来に向かっていきたい。そんなことを思った成人の日です。
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