岡本府政対策委員長は、腹話術を交えてご挨拶。
その後、私が、今、大阪市と市会で起きている異常や都構想についてお話しさせていただきました。
維新の会の集まりにも誘われて行った、という方から、「でたらめとはわかるけど、浸透しやすいことを言っている。負けないようにもっと発信して」という声が出るなど、質問の時間も有意義でした。
夜は、昨夜の雨で順延となった盆踊りに行く予定ですが、何となく雲行きが怪しくて心配です。
25日に、公明・自民・みらい・共産・無所属が提案した条例案=法定協議会を議員数の按分で選出する条例案を審議するためです。
提案者である公明・自民・みらい・共産がズラッと並んで、答弁者です。
議員数に応じて法定協議会の委員を選ぶなんてあまりにも当たり前のこと。府・市両議会でこの当たり前をあの手この手で踏みやぶったのは、知事・市長と維新の会です。その維新の会のメンバーが、「こんな条例、なくても議員数に比例して委員をだせるのだから必要ない」と、代わる代わる質問に立ちました。
「法定協議会から出て行け」と出席できない状況をつくりながら、「ボイコットだ」と批判したり、「莫大な税金を使って議会を開いた」と言ってみたり、あげくの果てには、条例案とはなんの関係もない質問を次から次へとしてみたり。 反対のための反対にさえなっていないような質問が相次ぎました。
委員会の採決で、条例案は、維新の会以外の賛成で可決されました、8月7日の本会議でも可決の見通しですが、市長は「再議にかける」と宣言しています。再議では3分の2の賛成が必要なので、否決されるでしょう。
もっぱら議会が、委員の構成を決める議会のルール、しかも当たり前のルールを明文化することを、再議までかけて阻むことに、どんな意味があるのでしょうか。
25日、臨時議会開会本会後の記者会見で、橋下市長は「臨時会開くのに莫大な金がかかって
今回の臨時会に何千万のお金がかかるはずがありません。本会議場の電気代? 前日の準備に当たった市会事務局の残業代? 1万円は超えるかもしれません。
税金の無駄というなら、特別秘書、特別顧問、公募区長、公募校長、出直し選にともなって予算を作り直した経費、出直し選の経費、実現不可能な都構想のための、大都市局の経費、おびただしい資料 などなど、どれだけ無駄であることか
と、まじめに反論する気にもならないウソですが、信じる人がいるので要注意だと思いました。
始まっている議会の対応をしながら、連日、盆踊りにお邪魔しています。
昨日は、関目・すみれ・城東を自転車で駆け回り、今夜は中浜に。踊ったり、交流したり、楽しく過ごさせていただいています。
27日の、最終でお邪魔した城東地域では、セレモニーの後、皆さんにまじってたっぷり躍らせていただきました。城東区コミュニティ協会のフェイスブックから、写真を拝借。
でも、少し疲れ気味。月曜から、こんなにバテていたのでは、と、今日の昼食は疲労回復を願って、黒酢のサラダ蕎麦をいただきました。おかげで、元気で頑張れそうです。
26日、大阪革新懇主催の「一点共闘をめざすシンポジウム」のパネラーのご依頼をいただき、力不足は承知で参加しました。
うちうちの会議、のように伺っていたのに、入りきれないほどの参加者のなかには、鰺坂真先生、渡辺武さん、橋本敦元参院議員などなど、そうそうたるお顔が。胸をお借りするつもりで、市会の状態をお話しさせていただきました。
2011年のダブル選、橋下市長の就任で少しずつ始まった公明・自民・みらいとの対話や協力。 出直し市長選以後の、予算修正や法定協議会をめぐる4会派の動きなどを、前日の本会議の様子とあわせて報告させていただきました。
他のパネラーの皆さんのお話も聞きながら、国でも大阪市でも、権力をもつ側の、あり得ない暴走のもとでは、一つひとつのテーマでの連帯や協力が進むんだなあとあらためて感じました。
成育・聖賢・今福・鴫野の4つの小学校区の盆踊りにお邪魔しました。猛暑のなか、地域の絆のために、準備や進行にご尽力下さっているみなさんに、心から頭がさがります。
「会議開催の請求があれば首長は20日以内に議会を招集しなければならない」という地方自治法に違反し、公明・自民・みらい・共産・無所属の開催請求を無視した橋下市長。
続いて開催請求を受けた議長の招集による臨時議会が、25日から始まりました。
初日の今日、公明・自民・みらい・共産が法定協議会を議員比例にする条例案を提出。
公明・自民・みらい・共産が、維新の会のみの協議会で決定した協定書の無効を宣言する決議案を提出し、無所属を含めた賛成多数で可決。
思想調査を不当労働行為と断じた中労委の命令への取り消し訴訟の提案は、公明・自民・みらい・共産・無所属が反対し否決。この結果、市長は、思想調査について、「二度とこんなことはしません」という誓約書を労働組合に手渡す決定に従うことになりました。
財政総務委員会と本会議で、「こんな訴訟は認められない」と意見表明・討論を行うなど、バタバタした一日となりました。バタバタしつつも、「維新包囲網」という点で、なかなか歴史に残る開会日だと、感無量でした。