2日間の一般質問が終わりました。このなかでも、何度も言っていましたが
この間、橋下市長が盛んに言い出した、地下鉄民営化=「錬金術」について、いろいろ考えています。
★民営化して、株として保有する(都構想のもとでは特別区に均等配分するそうです) ⇒ 資産価値となり ⇒ 売却して、新たなインフラに投資する
★地下鉄今里筋線の延伸も、その資産(株)を売却して、沿線の特別区でやればいいじゃないですか、と。
◇わいてくる疑問がたくさん
① 「インフラ整備は広域」という都構想と、根本から矛盾しないか?
② 一体の地下鉄。株を特別区に配分したからといって、ある区が勝手に売却できるのか?
③ 誰が地下鉄延伸部を建設し、誰が運営するのか?(延伸部だけ、特別区が運営する、なんてことが出来るのか?)
④ 維新の会は、「地下鉄も二重行政」と言ったが(これはこれで意味不明)、特別区が地下鉄をつくることは、何重行政なの?
コミュニティバスならともかく、地下鉄を、特別区でつくれ、なんて「放言」「妄言」です。
安全・安心を第一義とする公営地下鉄を「錬金術」などというのは、およそ、地方自治体の長の姿勢ではありません。
しかも、民営化の意義も、その場その場でコロコロ変わる。
都構想も、橋下市長の改革も、破たんの一途ということではないでしょうか。
先日の本会議で各委員会に付託された議案を審議する常任委員会の2日目。
今日は教育こども委員会と建設消防委員会が開かれました。教育こども委員会は、公立幼稚園・市民学習センター・市音楽団の廃止など攻防が激しい問題がたくさん付託されていて、大阪市会としては異例ですが朝からの委員会となりました。
日本共産党はいずれも反対を主張しましたが、結論は29日に持ち越しです。
私の出番は、明日の財政総務委員会です。
業者婦人の悲願である「所得税法56条廃止の意見書を」、地域活動協議会への補助金カット見直しを求める「地域活動・地域福祉を守って」という2つの陳情を中心に質疑する予定です。どちらも当たり前のことだからこそ、質問はなかなか難しい。
とくに、地域活動・地域福祉への敵視ともいえる対応が、地域の力を弱めているのに、「良くなっている」と言ってはばからない担当者。言わざるを得ないのでしょうが、一番大切な部分がほころび始めていることに、やりきれない思い。
一休みして、昨日購入したボージョレー・ヌーボーを開けてみました。なかなかおいしくて、良い気分転換です。
19日は、団会議・幹事長会議・運営委員会を経て本会議。
2012年度決算の認定には、日本共産党とともに、自民党・みらい(民主系)も反対。自民党と日本共産党が反対の討論を行いました。ダブル選挙後、暫定予算 → 本格予算(7月)と、市政改革プランにもとづく市民いじめがスタートした年です。職員基本条例、政治活動制限条例、特別顧問・参与のブレーン政治などの歪んだ政治手法が持ち込まれた年でもあります。討論原稿をみんなでつくりながら、あらためて振り返り、いかに急激に乱暴に、くらしと地域と教育、民主主義が脅かされたのかを痛感しました。
そして今日の本会議には、公立幼稚園19園の
写真は議案第289号。大阪市立学校設置条例から、城東幼稚園を削る、という条例案です。同様のものが18件。こんな紙切れ1枚で伝統があり、地域で愛されている大切な公立幼稚園をなくすわけにはいきません。25日の教育こども委員会で審議されます。
どの案件も厳しいたたかいになるでしょうが、絶対にひくわけにはいきません。市民のみなさんとスクラムを組んで、一つ
13日、午前中に大都市税財政制度特別委員会が開かれました。わが団ホープの一人、小川陽太議員にお任せし、私はうなずき係をつとめました。
明後日は、特別区設置法定協議会。委員会終了後、協議会への提出資料の作成や発言原稿の準備。
新調したメガネのおかげで、小さい字も読みやすく「こんなに違うんだ」と感激しながらの作業と思考時間。頭も冴えたらいいのですが、そうはいかないようです。
そして、今日は、請願・陳情の締め切り日です。昨日、今日、多くの人が陳情の
そんななか「公は大嫌い」の市長によって発表された水道民営化の素案。幼稚園も保
何でもかんでも民営化では、安全・安心は守れない。多くの人が気づき、一つひとつが怒りとなりたたかいとなることに、明日の大阪がかかっています。
写真は登庁時に撮った市役所玄関前のプランター。殺伐とした気分をやわらげてくれますね。
知人との会話
私「地下鉄初乗り20円値下げして、バスを10円値上げするって
知人「エッ、バス上がるの?」
私「消費税分だっていうけど、初乗りは下げて、バスは値上げって
知人「ほんまひどいなあ。ところで初乗りって、初めて乗りますっ
絶句した後、初乗りの意味を説明。「初めて乗りますって申告すれ