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市長辞職しかないでしょ   撤回も謝罪もなし

「しんぶん赤旗」記者さんのレポート 

 日本共産党の山中智子大阪市議は21日、市議会財政総務委員会で橋下徹市長の「慰安婦制度は必要だった」など一連の発言問題で市長に謝罪と撤回、辞任を求めました。

 山中氏は橋下市長が「当時の状況を言った。自分はあってはならないと思っている」と弁明していることに対し、「本当にそう思っているなら米軍へ風俗活用の言葉は出ない。この言葉を撤回しないかぎり必要と思っている」と追及しました。

 橋下市長は、「戦場で女性への人権じゅうりんは日本だけではない。女性を利用したというのは、みんな非難をうけるべきだ」とすり替えました。

 山中氏は、軍部をあげて慰安所をつくったのはドイツと日本だけというのが研究者の定説であり、「河野談話」も軍の関与と元慰安婦の証言から強制性を認めているとし、「日本だけではないというのは通用しない」と迫りました。

 橋下市長は、「慰安婦には反省とおわびをしないといけない」と言いつつも、「軍部がどうとか強制連行どうのはいま問題ではない」とごまかしました。

 山中氏は、「政府が強制の責任を認めることなしに女性の人権などを語るのは詭弁(きべん)だ」と批判。慰安婦問題での発言の撤回と関係者、市民に謝罪するよう求めました。橋下市長は、「自分は正しいと思っている」と拒否したため、「市民にとって迷惑。辞職すべき」と断罪しました。(了)

市長答弁

財政住むい

市民の足をまもりぬく③

5月議会が始まり、今日の開会本会議で34の案件が上程されました。

なんと言っても焦点は、「地下鉄・市バスの民営化」です。浮き彫りになってきた問題点をいっそう鮮明にし、なんとしても民営化を阻止し、市民の足を守り、ますます発展させたい。正念場です。

今日、市役所前は橋下市長の発言への抗議など、たくさんの市民の皆さんが怒りの声をあげておられました。会議に追われご一緒することはできませんでしたが、本当に励まされます。もっともっと大きな声にして、人権無視、くらし破壊の流れを断ち切りましょう。

 

明日は都構想の法定協議会が開かれます。主要8事業について、都と区の仕分けが提案されており、今回は事務方への質問。内容の良し悪しに立ち入ることはできませんが、いかに無理な話かということが少しでも明らかになるように、そして多くの人に伝わるように、準備中です。法定協議会は私にとって試練の場。力を振り絞って臨みます。

市民とともに怒って!  慰安婦発言で申し入れ

慰安婦申し入れ

 

            申し入れする日本共産党大阪市会議員団

 

暴言だらけの橋下市長とはいえ、今回の発言は絶対に許せない、と緊急に、発言の撤回と謝罪を求めて、市長への抗議を行いました。

市長は、今日は公務がなく不在(Twitterは次から次へ)。対応した秘書部長は、「政治家として発言したこと(なので関知しない)」の一点張り。立場は理解できなくもないのですが、市役所のなかで、市のボードを背景に語ったことです。報道も「橋下大阪市長」とされており、大阪市が関係ないなんて通りません。

関係者を傷つけ、国際的にも非難される異常な言動については、市民とともに怒り、市長をいさめてこそ、憲法のもとで働く公務員です。もの言えぬ職員づくりの「職員基本条例」の影響と、市長が政党の代表を兼務する矛盾をともに痛感しました。

各団体の皆さんが、明日、市役所前で、11時30分~と12時~、抗議の集会や宣伝を計画されています。大きな炎となりますように。

「当たり前を大切に!」 肝に銘じます

中学時代から遠視のメガネが手放せず(父からの遺伝?)、次第に進化して遠近両用が必須アイテムとなって10年以上たちます。

この必須アイテムが、たてつづけに、家用・外用、ともに破損の事態に(暴れたわけではありません。劣化とメンテ不足)。修理に1週間はいるだろう! メガネなくして仕事はできない! 市議会運営委員会の時間は迫る! かなりのパニックにおちいりました。幸い、駆け込んだメガネ屋さんで、ほぼ合うメガネがすぐ見つかりギリギリセーフ。

あって当たり前と思っている物。ありがたみを痛感し、大切にすべし、と肝に銘じました。

 

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   今度こそ

 

 

 

突然、フレームがポキッと折れた10年来の友 

 

 

    

フレームを変えてよみがえりました。大切につきあいます。

 

そして臨んだ運営委員会。陳情書をゴミ箱に捨てることを、これみよがしにブログで発信した市議への懲罰などを求める陳情が議題に。懲罰に関するルールに照らして、心ならずも、陳情に同意することはできませんでした。けれど、議員として(人としても)あるまじきこと。そういう思いの意見表明を日本共産党議員団はさせていただきました。

「意見が違う人とも、真剣に誠実に議論する」この当たり前のことが通用しない議会や社会をつくってはならない。論ずるべき議会に送っていただいている重みをあらためてかみしめ、市民の声をきちんと届ける議論ができる議員団に成長すべし。肝に銘じています。

 

 

市民の足をまもりぬく②

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継続審査中の地下鉄・市バスの民営化問題。3分の2の賛成を得るために昨日、交通局が修正案を発表しました。議会側が指摘している「バスの維持」「安全やバリアフリー対策」「今里筋線延伸」にポイントを絞った形になっていますが、中身は何ら変わっていません。こんな子どもだましに市民はだまされない! 今日はたくさんの人たちが署名をもって市役所に来られました。

 署名

   

この願いがある。議会もだまされないと信じたい。迷っている議員の背中を、民営化ノーへと押すほどの議論と世論と運動を。22日は、交通水道委員会で集中審議です。民営化を葬り去るため、あらゆる知恵をつくし、議員団一丸となり、市民の皆さんと手を携えて頑張ります。

市民の足をまもりぬく

いま、市役所前には「市営地下鉄80周年」という幕をお腹にまいたレトロな地下鉄が鎮座しています。大阪に住み、働き、集う人たちを、便利にお運びし、大阪の街づくりに寄与してきました。エレベーターの全駅設置、可動式ホーム柵の設置など、安全のための投資も、先駆的に取り組んできました。累積赤字もなくなり、バスを支えて、地下鉄・バスが一体のネットワークとしていよいよ発展するときです。

この地下鉄の民営化・市バスの廃止が、5月議会で大きな山場を迎えます。何としても阻止を。「市民の足を守れ」の声をいっそう大きく広げましょう。

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