未熟児で生まれ、保育器も経験しました。小さい小さいあの子を残して退院する時、私があまり泣くので「いつでも電話しておいで。様子を教えてあげるから」と、助産師さんや看護師さんが困り顔で言われたことが昨日のことのようです。
20年、たくさんの方に助けていただきました。とくに、保育園の後の時間を過ごさせていただき、わが子のように可愛がって下さったМさんご一家。あのご一家の深い愛情なしには考えられません。20歳の節目に、日頃のご無沙汰を反省しています。
大人としての日々、夢をもって生きられる世の中したい。一緒にがんばってもらいたいなあ。初めての投票は間近。いい思い出になりますように。
ボランティアさんの丹精による花壇。緑いっぱいの憩いの場所です。
25日、諏訪後援会のつどい。下水処理場の屋上庭園にみんなが集まって、というしつらえ。暑いのに大丈夫なのか、と思いながら参加しました。
人気の高い屋上の貸農園では、畑仕事の方たちの姿が。つどった場所はちょっとした屋根があり、なんとか陽ざしをさけて座っていただけて安心。気持ちの良い風を受けごあいさつさせていただきました。
維新の会(真ん中で起立)以外が反対し、水道統合案を否決した瞬間
24日は本会議。市役所周辺は日の丸を持った人たちが聞くにたえない言葉で、元慰安婦の人たちを誹謗していました。元慰安婦の方が市長との面談を中止なさったのは賢明だった、と思いながら登庁。いちばん傷ついておられる方たちを「政治利用」して失地回復をはかるなど言語道断です。
本会議では、橋下市長の目玉の一つ、水道事業の府との統合が、維新のみの賛成で否決されました。営々と築いた水道事業の財産を無償で府に差し出すうえに、市民の水道料の値上げにつながりかねないなど、市民にとってはデメリットしかありません。自民党と日本共産党が反対討論を行いました。
くらしをこわす提案に、市民の皆さんとともに議会が立ちはだかる。同時に、非常識で恥ずべき発言を反省も撤回も謝罪もしない姿に、全国から世界から、怒りと批判ののろしがもっと大きくなる。思い通りにさせないぞ!
22日、「第1回城東区幼稚園関係者協議会」が開かれました。区内の公立幼稚園と民間幼稚園の園長先生、保護者の代表が一同に会し、大阪市がすすめようとしている公立幼稚園民営化計画案
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000204/204058/youtien.pdf
について、意見を交わし合う場です。私も、ぜひ、声を聞かせていただきたくて出席しました。
市長は、「民間でできることは民間で」と全園民営化に向けて乱暴にスケジュールを決め、公募区長に「区民を説得せよ」と指示を出しています。けれども、協議会では公立・民間、どちらの関係者の方からも、早急な民営化に不安の声が出されました。
ほとんどの方がおっしゃったのは、「民営化して、支援を必要とする子をすべて受け入れられるのか」という不安と「どちらがいいとか悪いとかではなく、わが子にいちばん合う園を選んでいる。選択肢を減らさないでほしい」ということでした。
ある民間園の園長さんの「民間でできるること、というけれど、民間でできているといえるのか。援助の必要な子への対応もあり、職員にここまで負担をかけていのか、というのが現状」「民間でできるというより民間の努力でできている」という言葉は、民間園の厳しさの告発であると同時に、「民間でできることは民間で」という言葉で公的責任を投げ出そうとしている提案への鋭い批判だと思います。この先生は、「公立は民間より市のお金がかかる、という説明だったが、無駄遣いでなければ今のままがいい」と締めくくられました。
民間園の保護者さんは「いちばん大事なことは、親がこの園がいい、と思って子どもを送り出すこと。経営が変わって不安をもって送り出すことになれば、親にも子どもにも地域にもプラスにならない。園のあり方がブレてはいけない」と。
皆さんが、子ども第一に真剣に考えておられる姿に感服。この声を聞けば「スケジュール通り民営化」とは、とても言えないでしょう。
「しんぶん赤旗」記者さんのレポート
日本共産党の山中智子大阪市議は21日、市議会財政総務委員会で橋下徹市長の「慰安婦制度は必要だった」など一連の発言問題で市長に謝罪と撤回、辞任を求めました。
山中氏は橋下市長が「当時の状況を言った。自分はあってはならないと思っている」と弁明していることに対し、「本当にそう思っているなら米軍へ風俗活用の言葉は出ない。この言葉を撤回しないかぎり必要と思っている」と追及しました。
橋下市長は、「戦場で女性への人権じゅうりんは日本だけではない。女性を利用したというのは、みんな非難をうけるべきだ」とすり替えました。
山中氏は、軍部をあげて慰安所をつくったのはドイツと日本だけというのが研究者の定説であり、「河野談話」も軍の関与と元慰安婦の証言から強制性を認めているとし、「日本だけではないというのは通用しない」と迫りました。
橋下市長は、「慰安婦には反省とおわびをしないといけない」と言いつつも、「軍部がどうとか強制連行どうのはいま問題ではない」とごまかしました。
山中氏は、「政府が強制の責任を認めることなしに女性の人権などを語るのは詭弁(きべん)だ」と批判。慰安婦問題での発言の撤回と関係者、市民に謝罪するよう求めました。橋下市長は、「自分は正しいと思っている」と拒否したため、「市民にとって迷惑。辞職すべき」と断罪しました。(了)
1か月半後に迫った参議員選挙にむけて、なんとしても、山下よしきさんはじめ比例5議席獲得と、大阪選挙区でたつみコータローさんの勝利をと、城東区での演説会が開かれ、あいにく降り出した雨にもかかわらず、たくさんの方にお集まりいただきました。
まず、田中清和弁護士から、自民党が狙う憲法改悪を絶対に許さないためにも、日本共産党の躍進を、と訴え。私は、橋下市長の暴言と大阪市廃止の「都構想」についてお話をさせていただきました。許しがたい歴史認識といい、女性をモノのように、男性をケダモノのように言う人間観といい、こんな人を市長としておいておくわけにはいかない。一日も早く辞めてもらって、「都構想」の議論にも終止符を打ち、ほんとうに市民が主人公の市政に向けた議論へのスタートを切りたい、と訴えさせていただきました。
大きな拍手で迎えられたたつみコータローさんは、アベノミクスが国民を苦しめるものであることを、実体験やユーモアを交えて語り、「自民党か、日本共産党かという選挙、一発で国会へ送ってほしい」と締めくくりました。隣にいた娘が「演説上手やなー」と感心しきりでした。
「頑張りましょう」「頑張って」と声をかけてお帰りになる皆さんをお見送りしながら、いま勝利しなければ、ほんとうに日本と大阪はめちゃくちゃになる。みんなで力を振り絞って広げぬかなければ、と思った演説会でした。