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みんながヒーロー、ヒロインです  住民投票報告会

 淀屋橋

 僅差の勝利から一夜明けて、18日朝、瀬戸団長、わたなべ結大阪府委員会政策委員とともに、淀屋橋でご出勤の皆さんに住民投票のご報告をさせていただきました。

 市民を二分した感のある住民投票。でも、多くの人が、大阪市の存在意義、歴史、文化、伝統に思いをはせるとともに、大阪市がどうあるべきかを、みんなが語り、考えた闘いでもありました。もう、破壊や分断、対立に終わりを告げ、市民みんなの力で市民が主役の新しい大阪市をつくるスタートを切りたい。こみあげる思いで訴えました。

 大阪市の職員さんもたくさん通られます。

 橋下市長が、公務員攻撃を最大の武器にして市役所の長となってから3年半。「市長の顔色を伺って仕事をしろ」と言い放った橋下市長は任期満了をもって政界からの引退を表明しました(信用しないむきがあるのは当然ですが)。“住民全体の奉仕者”という自治体労働者の任務を発揮し、市民が大切にされる市政に向かって胸を張って働ける日が一日も早く来ますように。

 夜は地元の報告会。

 総選挙、地方選挙、住民投票。途切れのない闘いの日々。しかも今回は普通の選挙運動に加えて、「街かど懇談会」や毎日6駅でのお帰りなさい宣伝、ハンドマイク宣伝、投票日の投票所宣伝などやれること、やるべきことがいっぱい。若いとは言えない集団ですが「この闘いだけは絶対に負けられない」の一心で、文字通り力を振り絞って下さいました。

 「高齢の仲間が杖を片手に、あるいはタクシーで、毎日宣伝に参加される姿に涙した」「テレビに勝つためには普段の10倍の活動がいると思って、1人でハンドマイク宣伝を続けた」「住民投票の間は自転車で上がれた橋が、今日は上がれなかった。気がはっていたから出来たんだと思う」などなど、たくさんの苦労話やドラマを聞かせていただきました。闘争本部長をかって出ながら、ほぼ“名ばかり本部長”だったことを恥じ入るばかりですが、本部長の出来が悪かったからこそ、みんなが「ほっておかれへん」と頑張った、ということにしてお許しいただきたいと存じます。

 大阪じゅうのあちこちで、こんなドラマや苦労があってこそ、「なにわの市民革命」が成就したのです。みんながヒーロー、ヒロインです。

福祉の心のない“都構想” 誰も幸せにはなりません

野江ラスト 31日は京阪野江駅からスタート。「大阪市廃止・分割ストップ」の訴えとともに今朝はどうしても沖縄の新基地建設強行をめぐって力が入ります。

 県民の総意を屁理屈でねじふせるやり方。沖縄の皆さんの怒りと悔しさ、政府のひどさを思うと涙がこみあげ思わず♪沖縄を返せ♪と歌ってしまいました。怒りの余りとはいえ朝っぱらからアホなことをしたと悔いながら、「この国の主人公はだれなのか、民主主義はどこへいったのか」渾身の怒りをこめて沖縄に連帯する思いをお話ししました。

 選挙のずい分前から立ってきたこの駅も告示前は今日が最後。いつものお店に「いよいよです。お世話になります」とご挨拶に上がりました。がんばってがんばって勝利して嬉しいご挨拶に伺いたいです。

 関目宣伝1昼間は北の地域、夕方は南の地域でハンドマイク宣伝。「暑い中ご苦労さまです」というねぎらいには面喰いましたが、たしかにポカポカ陽気。「ガンバレ」と言って下さる方も多く、10年以上ぶりという方にも数人お目にかかり、楽しい時間。

 ビラを配っていると「(都構想に)賛成派? 反対派?」と聞かれ「反対です」と答えるとビラを受け取ってくれたという報告が2回。逆に「民営化せなアカンのや! 収入が関目宣伝2減るとか小さいこと言うな!」と怒鳴り散らす方も。「大阪市をつぶす」という無茶な住民投票のせいで、街の人たちが二分され対立的な雰囲気が生まれ始めているようです。誰も幸せにならない住民投票。やっぱり避けるべきだったと思わずにはいられません。

 今日は古巣の福祉職場が昼休みの決起集会を開いてくれました。貴重なお昼休みに駆けつけてくれた福祉労働者の皆さんに、いわゆる“都構想”で福祉がどうなるか、かいつまんでお話しさせていただきました。

 高齢者や児童や障害者の福祉は特別区が担うとなっているけれど、財源の裏付けもなければ、具体的にどう展開していくのかはまったく考えられていません。保育所・特別養護老人ホーム・障害児者施設は、特別区を越えて利用できるのか。児童相談所は各特別区につくると言っているけれど、児童福祉士などの専門家も足りず、乳児院などの受け皿施設も全区にあるわけではありません。受け皿施設のない児童相談所が果たして機能するのか。どれだけ問いただしても答えのないまま住民投票を迎えます。

 福祉のことなど1ミリも考えていない“都構想”。市民みんなが被害を受けますが、とりわけ弱者には混乱と困惑が待ち構えています。年々現場は厳しくなるなかですが、利用者を守るために福祉労働者として“都構想”阻止のために奮闘していただくことを心からお願いしました。

止まらぬ涙は武者震いのかわり?  3.28緊急市民行動

3.28きれい版 「えらいこっちゃ!大阪市がなくなるで!」3.28緊急市民行動。地元の約20人の皆さんとご一緒に参加しました。

3.281 集会では自民党市会議員団の柳本幹事長、OSAKAみらいの福田幹事長とともに、大阪市をなくしたらあかんの一点で右から左まで集まっている嬉しさをこめてご挨拶させていただきました。

 

3.282 淀屋橋から難波まで、「日本共産党」の幟のもとドラムに合わせて「大阪つぶす都構想反対」「大阪こわす市長はいらん」とコールしながら歩きました。地元から来られた方の中には80歳前後の方も数人。皆さんが元気に歩き抜かれたことに驚くとともに心からの敬意、です。

 デモ行進で前方にひるがえる「自民党」の幟を見ていて不意に胸がいっぱいになりました。「日本共産党」と「自民党」が同じ隊列でデモする日がくるなんて。止まらぬ涙はなぜなのか。「大阪市をなくさせてなるものか」の一点で相談を重ねた日々がよみがえり、いよいよ決戦の時を迎えて、「マケテタマルカ!」の思いがあふれだしたような気がします。

 2つのたたかいに必ず勝利して、正常な環境のもと、市民にあたたかい新しい大阪市をつくりたい、あらためて心に誓いました。

 この場を準備下さった「民意の声」さんと「えらいこっちゃの会」さんに感謝します。3.284

危機感も緊迫感もヒシヒシと

11070175_358617321009479_5664374512853383767_n 今朝は鴫野駅からスタートでした。

 10906026_358617247676153_5025922460343033290_n自転車で通りかかった男性が「共産党ががんばらな。10年後には徴兵制やで」と大きな声。戦争する国づくりへの危機感がヒシヒシと。告示まで1週間、わざわざ握手をしに近寄って下さる方も増え「いよいよ目前」の緊迫感を実感しました。

 いったん登庁して他の会派の皆さんと住民投票関係の相談。なんと告示まで1週間なのに来週も相談は続きます。

  夕方、鴫野橋で宣伝。京橋から南方面へ帰宅されるたくさんの人たち。「頑張りや」とお声をかけて下さる方の多さにビックリ。嬉しい1時間でした。

 気を良くして夜の集いへ。古巣である福祉職場の女性の集まりです。地方選挙も住民投票も勝たせてほしいと、資料を準備して「大阪市廃止・分割」の話をしたのですが、あらためて障害者・高齢者・児童の福祉施策が具体的にどうなっていくのか、はっきりしていることは何一つないことを痛感。福祉の視点がどこにもない“都構想”です。小さな集まりでしたが、懐かしい人たちにも会え、存じ上げない方から「大変なことだとわかりました。私は何をしたらいいですか?」と真剣な問いかけも頂きました。一人の嘘つきスーパーマンに勝つためには、この積み重ねでほんとうのことを必死で語る人を増やすしかありません、それも大急ぎで!

時間は駆け足、焦らず懸命に!   放出センターびらき

 もう3月!

 早すぎる! なぜ2月は28日までしかないんだ! なんて言っていても始まりません。4月12日と、5月17日にむけて、1分1秒を大切に、焦らず懸命に、と思いつつ迎えた弥生の朔日です。

 地域で長年、保護司をつとめておられる方の藍綬褒章受賞記念祝賀会に出席させていただきました。罪を犯した人が、つぐないの後、社会に戻り更生するのは生易しいことではありません。それを援助しつづける保護司のお仕事もまた、生易しいものではないでしょう。受賞なさった方の「保護司の苦労や喜びは、やったものにしかわからない」という言葉。ご家族のご苦労ともども、頭の下がる思いです。

放出 今日は、放出(はなてん)地域でつどい兼センターびらきもありました。

 同じ場所で、何度も何度も語ってきたことですが、いよいよ住民投票が濃厚になったなか、あらためて「大阪市廃止・分割(いわゆる都構想)」について、一昨日の代表質問のやりとりもまじえて報告させていただきました。具体的な質問がたくさん出されて、皆さんのなかにも「ほんとに危ないかもしれない」という思いが生まれていることを感じました。

 振りつづく雨にもかかわらす集合して下さったこの仲間の皆さんを頼りに、厳しい闘いですが、4月も、5月も、何としても勝ち抜かなければ。

四苦八苦の合間に、訪問・つどい

 ある人たちから、とんでもない仕事を押し付けられて(?)四苦八苦しています。ご依頼主は、とっても気楽におっしゃるのですが、私には大仕事。明日、とあるストーリーを語る撮影に出向かなければならず、その、原稿づくりでのたうちまわっています。

 その合間をぬって、午前中は放出(はなてん)地域をテクテク。Eさん、Nさんの案内で後援会ニュース会員さんなどを訪問していると、2月22日の演説会をお知らせする私の声。ほかの仲間たちが、ハンドマイクで歩いてくれていました。皆さん、ありがとうございます。お疲れ様です。

成育つどい 午後は、成育地域でつどい。「大阪市廃止・分割構想」について30分余りお話しした後、質疑応答。府全体が再編されて“都”になる、と思っておられた方も「なるほど、『大阪市廃止・分割』やな」と納得してくださいました。

 「浮くお金はほとんどない。ムダな二重行政などなかった」と申し上げた後でも、「“二重行政”で廃止される物はなんですか?」という質問が出て、“二重行政のムダ”という虚構がかなり浸透していることを痛感。二重行政問題と、成育つどい2市政改革プランでの市民いじめがゴチャマゼになっているのでしょうか。ともに橋下市長がすすめていることですが、きちんと整理しないと「“二重行政のムダ”などなかった」という私たちの主張と、チグハグになってしまうなあ、と思いました。

 わからないから投票に行かない、という人を残さないよう、「知って知らせて組織する」を積み重ねていかなければ、大急ぎで。