告示日、お昼休みの市役所前で、くりはら貴子候補が柳本あきら市長予定候補と並んで街頭演説。お二人の「大阪に民主主義を取り戻そう! 住民を大事にするまっとうな大阪を!」という訴えに元気をいただきました。
自主的支援(勝手に全力で応援)という立ち位置の関係で、これまでの選挙に比べて候補者の訴えを聞く機会はうんと少ない選挙ですが、ともに会派の幹事長を務めて知っている柳本あきらさんの誠実で謙虚で正直で情熱あふれる人柄を自信をもって触れ回っています。一部に褒めすぎや、という声もあるようですが、どんなに褒めても褒めたりない候補者です。
同時に、くりはら貴子さん。候補者決定以来、何回かお話を伺って、「デタラメな維新政治は絶対許されへん!」というほとばしるような正義感に完全に惚れまして、「私は惚れたよ!」とこれまた触れ回っています。
今日、1か月前には「くりはらさんなんて全然知らないし、他に誰かいなかったの?」と冷ややかに言っていた仲間の女性が、テレビ討論などを見ていて「はっきり、キッパリ言って、すごくいい」と明らかに惚れた顔でくりはらさんの話をたくさんしてくれました。我が事のように嬉しくて「いいやろ、いいやろ」とドヤ顔の私。くりはらさんの候補者力に感謝! 後は組織です。それぞれが得意分野を懸命にやって、
追いつき追いこせ
追いつき追いこせ
夜はお出かけいただきにくくなった支持者の皆さんですが、タクシーに分乗するなどして会場いっぱいお出で下さいました。とっても意外なお顔も何人もお見かけし、維新政治にとどめを、との願いの広がりも実感。
保育・町会・業者の方が維新政治への怒りを話してくださり、平松邦夫前市長はくりはら貴子さんの魅力などを思いを込めて語って下さいました。
私は、大阪会議をつくらせて潰しにかかった知事と橋下市長の自治体私物化ぶりなどをお話し、「さよなら維新」を実現して普通の自治体を取り戻すことは、住民が主
人公の新しい大阪をつくることにつながる。維新がメチャクチャしたからこんないい大阪になった、「ありがとう維新」と言える大阪をつくりたい。自らの闘いとしてくりはら貴子さん、柳本あきらさんの勝利を、と訴えさせていただきました。
31日、昼は中央区の女性の皆さんに、夜は福島区と北区の皆さんに、いずれも40分という時間をいただいて思いの丈をしゃべらせていただきました。
昨晩、くりはら貴子さん、柳本あきらさん、平松邦夫さん、森裕之先生からいただいた元気を、今日は私が発信する番。力が入ります。
大阪でいま一番大事なことは、維新政治を終わらせること。総がかりでなければそれは出来ないから、勝手に全力で、自らの闘いとしてくりはらさんと柳本さんを応援します。
すりかえや暴論でまともな議論を拒否する維新政治。
市政も議会も、選挙対策のために利用する維新政治。
大阪市を「営利企業」のようにしてお金、お金の維新政治。
まともに議論できる地方自治体を何としても取り戻したい。
取り戻すだけでなく、この歩みは、市民が主役の新しい大阪につながる。
私は心からそう思っています。そんな話を力いっぱいさせていただきました。
議会は年明けまで続きますが、23日は節目の本会議。
23日の本会議で柳本顕さんの議員辞職願が許可されました。それに先立ち、柳本さんが控室に卒業のご挨拶回り。ほんとにお世話になりました。ウルウルしながらお礼のお花を渡しました。議員とは違う立場で必ず戻ってきてもらわねば! がんばろー!
そして始まった本会議。少し荒れました。
議会は議論するところですから、基本的に自由になされるべきですがルールはあります。議案とまったく関係ないことを、街頭演説のように言い続けるのはルール違反です。口汚い言葉で他党を誹謗中傷するのは議会の品位を汚します。当たり前のことなんですが、ご存じない維新の会の数人のおかげで1時間の休憩が必要となってしまいました。議会人として残念です。
ところで私の出番は地下鉄・市バスを民営化するについての手続き条例への反対討論。手続きといえども、可動式ホーム柵など安全対策はどうなる、バス路線は守られるのか、今里筋線の延伸など交通ネットワークの充実はどうなる、など、何にも解決されないまま手続き条例だけ通そうなんて、虫が良すぎる、と思うのです。
今日の反対討論を掲載させていただきます。
私は、日本共産党大阪市会議員団を代表して、議案第251号並びに、議案第252号に反対の討論を行います。
本両条例案は、地下鉄、市バスの民営化に際しての、その基本方針等を地方自治法96条第2項の規定に基づく議会の議決事項とするものです。その狙いは、行き詰まりを見せている民営化計画を何が何でも前に進めるべく、本条例案に続く第二弾として、民営化基本方針を過半数の賛成で可決・成立できるようにするなど、文字通り民営化推進のテコにしようとするものにほかなりません。
わが党は、市民の足の利便をはかり、住み良く、バランスのとれた、活気のある街づくりを進める立場から、一貫して交通事業の民営化には異を唱えてまいりましたし、現状においてもその考えにいささかの変更もありません。
ですから、たとえ本両条例案がいわば形式的な手続き条例であるとしても、容認することなど出来るはずがありません。
以下、具体に指摘いたします。
第一は、議会として委員会等で長時間の議論の末、幾度もの継続審議を経て、2回に渡って交通事業の廃止条例案、すなわち民営化を否決しているという事です。
市民の負託を受けた、行政のチェック機関であり、意思決定機関である議会が、一度ならず二度まで否決した重みというものを、市長並びに交通局は厳粛かつ真摯に受け止めるべきです。
第二に指摘したいのは、これまでの審議の中で、民営化に伴う様々な懸念について各会派から、縷々議論がなされてきた所ですが、肝心な事は何一つ払拭されていないと言っても過言ではないという事です。
条例路線の位置づけのなくなる8号線など交通ネットワークの充実はどうなるのか、可動式ホーム柵は御堂筋線の2駅でストップしたままであるなど、安全対策はどうなるのか。さらに、削りに削られているバス路線について、元に戻して欲しいとの声が渦巻いているにも関わらず、現在の87系統すら守られる保証のないこと、バスの債務の解消等についても、頑として地下鉄からの支援を拒んでいること、などなど枚挙にいとまがありません。
以上、民営化ありきで前のめりになるのではなく、市民や議会の意のあるところを、一つひとつくみ取って、その懸念の解消につとめることこそ先決であると申し上げ、討論といたします。
11日、日本共産党城東区後援会の「秋のつどい」が開かれました。
例年は「春のつどい」として新春に行っているのですが、今年の春は地方選挙、住民投票であわただしく、秋の開催に。
恒例の詩吟や寸劇などなどの出し物に先立ってわたなべ結さんが決意表明し、辰巳孝太郎参議院議員が国会報告。若い二人に皆さん嬉しそう。ただ、「山中さんも昔は若かったのになあ。姑みたいになって」という感想にはへこみつつ「せめて小姑と言って」と笑っておきました。
私も時間をいただいて(10分という限られた時間でしたが)、市政報告とダブル選挙への訴えをさせていただきました。
終了後、お見送りをすると皆さん「ダブル選挙、ガンバル!」と。皆さんが、新しい市政に向けたスタートを待ち望んでおられることを実感しました。
大筋、次のようなお話をさせていただきました。
もうすぐ知事・市長のダブル選挙。振り返れば、対立ばかりで、敵をつくっては攻撃し、都構想に熱中した橋下市長のもと、市民のくらしをよくする、という自治体らしい議論のできない奪われた4年でした。住民投票直後は「都構想はあきらめる」と殊勝に会見し、「統合の風呂敷は畳む」と言った市長ですが、いまや豹変。またぞろ統合だ、都構想だ、言いだしています。
その背景には、維新の会には、大阪市が残ると決まったもとで、大阪市をよりよくしていくためにはどうするか、示す政策も、語るべき言葉もなく、このままではダブル選挙を闘えない、という党利党略があったとしか思えません。
最大の舞台として利用されたのが「大阪会議」。当初は「意味がない」「違法だ」と批判していながら、突然維新の会に賛成させて設置をし、最初から妨害ばかり。そうして「やっぱり自民党の大阪会議ではダメ。都構想しかない」と。ただただ「自民党ではダメ」と言うためだけに、またまた時間やエネルギーのムダ遣い。まったく市政と議会の“私物化”です。
このまま維新政治が続けば、また対立と不毛な議論が続くだけです。これ以上こんなことをしている訳にはいきません。
私たちは「さよなら維新政治、まっとうな市政のスタートを」との思いから、自民党市会議員団前幹事長の柳本顕さんを勝手に、そして全力で応援します。この間ともに幹事長を努め、柳本さんの誠実さ、謙虚さ、そしてまっとうな市政をつくりたいという熱い思いに触れてきました。市民の声を十分に受け止め、まじめに一生懸命考える人です。
この4年間で、市民の声を聞かない市政をしていたら「大阪市をつぶせ」などという勢力が台頭する、ということを、しっかりと経験しました。もとの大阪市に戻ることはありません。維新政治にさよならし、市民の声をよく聞き、くらし・経済の向上、防災対策など、じっくり議論できる大阪市をつくるスタートを切りましょう。私は柳本さん、大好きです。どうか押し上げて下さい。私も先頭に立って、全力を尽くします。