日本共産党大阪府委員会でテレビを見ながら、ずっと形勢は不利。半泣きでした。
突然の「多数確定」!
大阪市がなくならなくて良かった。なくさなければ、みんなで変えて行けます。
府員会での記者会見は茫然自失。市民の思いと力の大きさにひたすら思いをはせていました。
帰宅して、和歌山に転居したUさんが「17日に飲むように」と送って下さったお酒を開けました。私には凄すぎるお酒。初めての味をかみしめました。
明朝は市役所前に立つ予定なのでほどほどに、と言い聞かせながら。
これからも山あり、谷あり。みんなで力を合わせ、よりよい大阪をめざして確かな一歩を。
いよいよ明日が投票日。
午前中は大型宣伝カーでの訴え。弁士として来られた永井守彦年金者組合府本部委員長と、大阪教育文化センターの山口隆さんの演説は、それぞれの立場や経験から橋下氏が知事・市長としてやってきた市民いじめを告発。この人がやろうとする「都構想」が市民のためになるはずがない、との流れ。冷静で鋭くて説得力のあるものでした。
スポットしていて向かいのマンションに目をやると、何軒もの窓に人が顔をくっつけて聞いてくれていました。少なくない方が足を止めて下さいました。
山下よしき書記局長を迎えたイズミヤ前には250人の方がご参加。
この間の選挙では顏を拝見しなかった人たちの顔も。また以前、城東区で活動していて、転居や退職でよそへ行かれて久しい方たちがたくさん支援に駆けつけてくれています。20年ぶりという方も数人。離れていても「大阪市をなくしたらアカン」の思いは同じです。
午後は地元の軽自動車で訴え。迷っている方、行かんでいいと思っている方に、この声届けの一心で。
宣伝していると、子どもたちが集団で「反対」「反対」と叫んで集まってくることが増えました。「大阪市立〇〇小学校が変な学校になったらイヤや」という子も。子どもたちのなかにも、市民としての誇り、「大阪市をなくしたらアカン」という思いがあるのでしょう。家でもそんな会話になっていることを願いたい。
この思いの広がりに恐れをなしてか、まさに大阪市をなきものにしようとしているのに、相変わらず、「大阪市はなくなりません」というとんでもないごまかしを続ける人たちに負けるわけにはいかない。
演説していると「反対するメリットがわからない」と、若い男性が声をかけてきました。冷やかしか、と思っていましたが、真剣に迷っておられるのです。アナウンサーのUさんと演説後の私もじっくり対話。いろいろ話して「わかりました」と言っていただきました。
まだまだ迷っておられます。明日も、最後の最後まで路地裏での訴えを続け、1人でも多くの人に「反対って書きに行こう」と決めてもらいたい。最後のつばぜり合い。競り勝つために最後まで!
11日、今福東の公園で「街かど懇談会」。開始ギリギリまでガラガラでとうとう大失敗かと思っていたら、開始の頃には続々と。木陰に用意したイスはもちろん、公園のベンチ、タイヤの遊具、砂場の縁、そして立ち見の方と、どんどん人がふくれあがって80人もの方が耳を傾けて下さいました。
一番最初に来られた方は、はっきり他党の支持者だと名乗られて「でも何もせえへん。今度の選挙は考えなあかん」とご立腹。すごく熱心に聞いて下さり「頑張るわ」とおっしゃいました。
はるかかなたに佇んでおられる方に仲間がお誘いの声をかけましたが「ここで聞きます」と言われたそうです。こんな集まりは敷居が高い、という方も、こんなふうにさりげなく聞いて下さるので、いつもやって良かった!と思います。
授業がないというのでカメラマンで引っ張り出した娘も、「公園の説明会、なんか解放感あって自由な感じでええな/楽しかった」とメールをくれて、喜びもひとしおでした。
お次は、ヘルスコープおおさか野江診療所の「都構想学習会」。ヘルスコープおおさかは理事会で「組合員さんの命を守る立場から」と“都構想”に反対する見解を発表していて、その実践としての学習会。組合員さんや職員の皆さん約50人がお越し下さいました。熱心で踏み込んだ質問をいただいたり、終了後は、地域を回ってのご苦労も聞かせていただいたり。皆さんが頑張っておられることがヒシヒシと伝わる本当に嬉しい学習会でした。
夜は「『都構想』を検討する弁護士の会」の集会で弁護士会館へ。“助言者”としてとの要請で自民党の木下議員とともに出席させていただきましたが、弁護士さんの集まりです。助言者がどうして要りましょう、という感じですが、何とかこの企てを阻止したいという企画に強く共感しました。
事前には伺っていなかったのですが、立命館大学の森裕之先生が基調報告。20分という制約がありコンパクトなものでしたが、森先生のお話は、この馬鹿げた構想を臆面もなく押し付けようとする維新政治への憤りにあふれていて、いつも勇気をいただきます。
お腹の底から怒りを燃やしながら、冷静に元気に、残る6日間、一生懸命、頑張り抜きます。
10日、この闘いの大きな節目となる扇町公園での集会とパレード。
「大阪市をなくしたらアカン」と思うすべての政党、団体が一堂に。まさか、共に行動する日が来るとは夢想だにしなかった政党や団体の皆さんと一緒に登壇し、思いを一つにそれぞれが挨拶。商店会総連盟の理事長さん、地域振興会の会長さん、子育て中の方、障害者団体の方、住之江医師会の会長さん、「府民のちから」の共同代表、竹山堺市長・・・どの方のご挨拶も胸に沁みます。
庶民をないがしろにして、いま、いよいよ大阪の街と市民のくらしを壊そうとしている橋下市長への、立場や主義・主張を越えた一揆です。ドラマティックです! このドラマは絶対に結果に結びつけなければなりません。残る1週間、死力を尽くそう!
9日、「大阪市は大阪市でええねん/大阪市のままでも変われるで 女性集会」が開かれました。
主催者さんは不安だったようですが、会場は早々と超満員。やる気満々の女性ばかりの会場。まったくの超党派で存じ上げない方がたくさんなのに、なぜか緊張感よりあったかい連帯を感じるから不思議です。
壇上にはほぼ全員の女性議員(前職の方もお1人)、客席には辻本清美衆院議員の姿も。あらためてこんな日が来るとはと感無量でした。
自民党の北野妙子議員の解説、わかりやすくて学ばせていただきました。最後は、誰も音頭をとったわけではないのに全員が同時に「ガンバロウ!オー!」
素晴らしい集会を企画・成功された皆さんに心から感謝申し上げます。
終了後、たくさんの見知らぬ方が「頑張りましょう」と声をかけて下さいました。「私は自民党ですが、地域で見かけるのは共産党。ものすごく頑張ってくれている」という方が数人。どんな褒め言葉より嬉しい。「私は〇〇区ですがうちの地域では見かけない」という方も1人おられましたが。
残る1週間。死力を尽くすのみです。
スポットしていると何やら男性の声、拡声器らしい。すわアレかと思ったら、よくする会福祉連絡会のハンドマイク隊。最後まで付き合ってくれて「ガンバロウ!」と握手。嬉しいもんです。2時間半の間に3隊と出会いました。
商店街でスポットの後、挨拶に伺うと「その缶バッジおくれ。つけて歩くわ」とお店の大将。アナウンサーのUさんが持参していたので、その場でお渡し出来ました。Uさんは、午前中の会議で提起された「激励にはお願いを」も早速実践。スポットしながら見ていると、「頑張って!」と言って下さる方には、ビラを10枚くらいお渡ししていました。
夜は、榎並の地域で、自民党・公明党・共産党による「大阪市廃止・分割構想説明会」を開かせていただきました。会場いっぱい、100人近い方がお集まり下さいました。現職の市会議員3人が3様のお話をし、質問タイムも。とにかく党派など関係なく、反対のうねりを大きくしていきたい思いで一杯になり「明後日、午後1時半扇町公園で、み~んなが集まる集会をします。」と集会参加の呼びかけまでしてしまいました。お隣で自民党の議員さんが「私も行きます」と言ってくれました。終了後、「マンションのベランダに貼りたい」と3会派のポスターを持ち帰って下さる方もおられました。
今日、仲間が「お帰りなさい宣伝」をしていると、維新の市議が、マイクを握っている人に「お宅、どなたですか」と言ってから「こんな得体の知れない人がやってます。催眠商法です。だまされないで下さい」と言ったそうです。きっちり言い返したそうですが、はらわたが煮えくり返る、とはこのこと。昨日今日大阪市民になった人に、“大阪市をなくさせない”なにわの市民革命はわかるまい。絶対に負けるわけにはいきません!