休日の朝10時というお出かけいただきにくい時間に、関目地域で民間のコミュニティーホールをお借りして「大阪市廃止・分割ストップ 学習会」を開かせていただきました。
お見かけしたことのない方もたくさんお出でいただき、やっぱりたくさんやっていかなくでは、とあらためて痛感しながら、まず私からは30分。その後
「なぜ、こんな酷いことをやろうとするのか」「迷っている母親を連れて来たかったけれど、こんな2階では無理。ほかにどこでやりますか」「住民説明会での巧みな誘導を打ち消して歩いて」「政令市をつぶして、自治権を失うなんてあり得ない」などなど、多彩な質問や意見を出していただき、一緒にがんばろうと口々に。
この頼もしさに励ましていただいたものの、今日は正直言って、地獄のような仕事が待ち構えていました。
こんな仕事をお引き受けした自分を呪い続けた数日間。逃げ出そうかとどれだけ思ったことか。
でも、大阪の未来がかかった時、やっぱりやってみようと思って挑んだ読売テレビ「テン!」の生出演。とにかく、「反対」の思いの足を引っ張ることにだけはならないように、の一心でした。
テレビの世界で生きてきた橋下市長と、テレビは見るものであって出るものではない者。スタートからして不利、しかも読売テレビです。玉砕だけはするもんか、ほんとうのことを言っているのは私たち反対派。
あっという間だったような、長かったような。
評価はご覧になった方にお任せするとして、とにかく疲れた、ホッとした。
明後日はテレビ大阪です。またまた挑みます。
大型宣伝カーで「大阪市をよくする会」の一員として街頭から訴え。心斎橋もOBPも大阪市民率はどれくらい? と思いながら、でも、どうかお知り合いに一言でも、と思いを込めて訴えました。地元とはまったく雰囲気の違う街並み、行き交う人ですが、それでも、何人か手を振ってくれたり、立ち止まってくれたり。
市役所で打ち合わせなどをして、大急ぎで地元へ戻り、新婦人城東支部の学習決起集会に出席。
とっても急な企画でしたが、狭い(失礼)民家の事務所に入りも入ったり26人。「たくさん入れるように机もないけど、座ってでかまへん?」と支部長さん。どんな体勢でも大丈夫です。
「変えたらええから賛成する」という妹さんを説得できずに悔しくてもういっぺん聞きたいと思って来たという方。「何か決め手になる一言はありませんか?」と難しい質問。決め手になるかどうかはわかりませんが、大阪市の廃止は“変える”ことではなく、壊すこと。もっと言えば、それぞれの特徴をもった地域が一体のものとして成長してきた都市は生き物。切断したらしんでしまう。都市を殺すことであって変えることではない、など、みんなで交流。『つぶすより生かして変えよう大阪市』という娘にはもう一つ不評なのでもうひとひねりと思っているフレーズも披露しました。整骨院の先生に「今のところ賛成だけど話を聞いてきて教えて」と言われたと熱心にメモをとる方。一人ひとりの執念がとても尊い。
仲間がハンドマイクでスポットをしている間に「わからないから行かんとこと思ってる」という女性ととことん対話して「あなたに会えて良かった。必ず行くしみんなに言います」と言ってもらって感動したという経験も報告され、みんながどれだけたくさんの人に声をかけるかが勝負だと実感しました。
無数のつどい、班ごとのハンドマイクなど今までなかった提起。みんな燃えています。
26日、鴫野地域で公園をお借りして「大阪市廃止・分割(都構想)を考える街かど懇談会」。
事前に全戸ビラも入れていただいての取り組み。どうなるか心配でしたが、次々とお越しになり、存じ上げない方もたくさん。50人を超える方が日差しをよけながら話を聞いて下さいました。
「市営住宅はどうなる?」「城東区役所が東区庁舎になるってほんと?」などのご質問や、反対派もっと頑張れなどのご意見をいただきました。
市営住宅は大阪市全体で10万戸管理しているからこそ、建て替えや修繕もやっていますが(十分、不十分はありますが)、特別区にバラバラになればスケールメリットがなくなってそんなお金は出てきません。人口の割に多すぎて廃止する区も出てくるかもしれません。また、旧市内でも、他の特別区の住宅に申し込めなくなれば、市営住宅の少ない特別区の方は公営住宅に入れなくなります。
東区の庁舎は城東区役所、などというのはデタラメです。建設中の城東区役所はあくまで行政区としての16万区民の区役所として建設しています。60万人近い東区の庁舎をどこにするかなどはまったく決まっていません。
「大阪市歌が歌えなくなる」というご意見が出てみんなで大阪市歌を合唱。これが一番好評だったようです。
地方選挙終盤並みの参加者。住民投票で「大阪市廃止・分割」ストップを、の皆さんの意気込みに励まされました。西口は関目地域、東口は鯰江地域の後援会の皆さんが、それぞれ元気に「住民投票で反対と書きましょう」とビラ配布。最後に揃って今日も頑張ろうと気合を入れながら1枚。
難解な「大阪市廃止・分割」について、さまざまな規模、お顔触れの学習会が続きます。1日に3回となるとけっこうしんどくて、やっぱりあのお方のエネルギーは尋常じゃない、と思ったりしながら、力を振り絞ってしゃべっています。
ある個人宅で開いていただいた15人程の学習会に初めての方が来られました。
その方いわく、こんなアホらしいもの投票に行かんとこと決めていたが、大阪市OBである友人(私も存じ上げている元幹部)からの必死の訴えの手紙を読んで、えらいことかも知れないと思って参加されたとのこと。
私が話し終わるとそんな事情を語って下さり「行かんとこと思ってた私がアホやったとわかった。こんなこと許されへん」とカンカン。手紙も大きいんですね。必死の思いは伝わるんですね。
夜は城東区の闘争本部の「学習決起集会」。本部長でもあるので開会の挨拶兼、学習の講師という変則任務。急な取り組みでしたが会場はいっぱい。質問がたくさん出たことが嬉しいです。真剣に考えている証でもあるし、どんな疑問があるのかを知らずして、納得いく話はできませんから。
温水プールの仲間のなかで、反対派、賛成派が険悪になることを心配しつつ、何度も何度も自宅に仲間を招いて話し合いを続けているSさんの発言のリアルさ。大変でしょうに楽しそうに話して下さるのでなごみ、元気をいただけます。
この動きをどう広げていくかが、力のいれどころです。とにかく走るしかありません。走りながら考え、考えたら走る、です。
訴えていると「山中さんの声だと思ってきました。ありがとうございます!」と真剣で必死なお顔。大阪市のある職場のOBの方です。地域を回っておられる途中のようでした。ほんとうに真剣なお姿に心打たれ「頑張りましょうね!」
事務所に戻ると、昨日の私のツイートをご覧になった方が来所。「ビラが入っていない、と叱られたというツイートを見ました。あいている時間にポスティングします」と言って下さいました。まったく存じ上げない方がともに闘ってくれるのです。
夜は、城東小学校下で「反対投票をすすめるセンター開き」。ある方がお家を無償で提供して下さり、この校下ではここを足場に5.17まで過半数獲得をめざして奮闘するとのこと。
町会長さんが5人もご参加下さり、「二重行政の解消は必要だ」と言い続けておられたという方が「二重行政問題」で質問してくれました。
「もともとムダな二重行政はなく、それがハッキリしたからこそ、WTCなどが二重行政だとしか言えなくなっている。そして自分はもっとひどい巨大開発をやろうとしている」「大学や病院はムダな二重行政ではないし、市長のいう統合ならお金はほとんど浮かないうえに、それぞれのいいところが消えてしまう」など、口角泡を飛ばしてかなり詳しくお話ししたら「わかった」と言って下さいました。虚構の二重行政。虚構だからこそ魔法にかかりやすいのでしょうか。
買い物に行ったりちょっと行き合わせたり。あらゆる機会に誰にでも声をかけているという方もおられ、頭が下がる思いでいっぱいでした。
みんなが熱い思いで立ち上がり、頑張り始めています。みんなで駆け抜けよう!
今朝は、今福鶴見駅での訴えからスタート。一人でも多くの方に「反対」と投票してほしい一心で急に決めましたが、近くの施設で働く福祉後援会の皆さんが4人お越し下さいました。地方選挙でアナウンサーをつとめて下さった方と選挙後初お会いできて、ハグ。ニューフェイスの参加もあり嬉しい嬉しい朝宣でした。
今日は私にとって珍なお仕事。「大阪民主新報」の企画で「民意の声」代表の浅野秀弥さんと対談。「橋下氏を知事に担ぎ出した責任をとり、政界から退場させるまで頑張る」が口癖の浅野さん。あっという間の1時間でした。内容は「大阪民主新報」をご期待ください。
急ぎ地元に戻り、女性後援会の「『都構想』ストップ!緊急学習会」に出席。
夏はブルーのTシャツ、秋・冬はピンクのパーカー。ハンドマイクを自転車に乗せて、時には20人30人で街頭に繰り出し続けて下さった皆さんです。冒頭、皆さんが地方選挙の感想や苦労話を述べられました。お聞きしていて、あらためて本当に多くの方の「山中危ない。山中落とすな」の熱い思いとご奮闘で押し上げていただいたことをしみじみ実感し、目頭が熱くなりました。でも浸っている間はありません。5.17までは全力疾走、とやる気まんまんの学習会でした。
また今日は、城東区に16ある小学校区の1つの地域で「住民投票共同センター」が開設され、大きな看板も設置されました。明日はセンター開きでお話しさせていただきます。
FaceBookには、ある診療所の先生から、患者さんにも声をかけて18人で勉強会をしたというお知らせがありました。「後戻りできない運動。みんなが動かないと」というコメントに強い思いを感じました。
できることを悔いなくやろう!という動きが広がりつつあります。もっと広げて、この激闘に勝ち抜かなければなりません。
連日の学習会や街頭宣伝。何をどうお話しするのが一番いいのか、悩みつつ実践中。率直な感想をお聞かせいただけるとありがたいです。