今朝の緑橋駅はまさに“冷たい朝”。手がちぎれそう。目の前の自動販売機であったかい缶を買いたいという誘惑と闘いながらの1時間。
見知らぬ男性がわざわざ近寄って来られて「都構想ぶっつぶしてや」。昨日も事務所に知らない女性が来られて「友達に話すので都構想のビラもっと欲しい」。大阪市廃止・分割はあかん、の思いがジワジワ広がっている⁉
戻り道。2つの駅でライバルさんたちが、それぞれのやり方で駅に立っておられました。寒いなんて言っていられません。
そして、今日は大都市税財政制度特別委員会が開かれました。いくつかの報告がありましたが、質疑は葬ったはずの「大阪市廃止・分割構想(いわゆる都構想)」の協定書について集中。沈黙した維新の会以外の全会派が、否定的な立場でそれぞれの質疑を行いました。
私も、いくつか具体的な疑問や問題を質問。
“二重行政のムダなくす”のお題目は潰え去りお金は浮かないうえに、貧乏で不自由になる特別区。「大阪市廃止・分割のメリットは?」の質問に、「住民自治の向上」と局長。だったら、区政会議の充実や区の権限の強化など、都市内分権に本腰を入れるべき。わざわざ巨費をかけて大阪市を廃止するなんて、愚の骨頂です。
水道局と教育委員会が、橋下市長の意を受けて行った行為について、府労働委員会に出されていた2つの救済申し立て。どちらも「不当労働行為」との命令。市側の「“不服”だから、中央労働委員会に再審査を申し立てたい」、という提案を認めるかどうかの会議。
過去にいろいろあったとしても、「不当労働行為」だと断罪されるような支配・介入は許されません。日本共産党は2件とも反対しましたが、いろいろな思惑・事情があるのでしょう。水道局関連は維新以外の反対で否決、教育委員会関連は、みらいと日本共産党のみが反対し、可決となりました。
再三再四、「不当労働行為」が報道される大阪市。健全な労使関係への道のりとは程遠い。このギクシャクが、職場集団の力の発揮を阻害し、結果として、市民の皆さんに、不信と迷惑をもたらしているとしか思えません。
インフルエンザが流行っています。お気をつけ下さい。周囲にもチラホラ、学級閉鎖も。かかった方、お大事にして下さい。
ある方から「お願いだから、騙されたと思って、毎日1本R-1を飲んで。わが家で実証済みだから」と言っていただいてから3週間。きっちり欠かさず飲んでいます。倒れるわけにはいきませんから。何となく良い気がして、この頃は、娘にも強要し、周りの人にもプチ宣伝をしています。
昨日の、女性後援会のハンドマイク隊。写真をU田さんからいただきました。1日遅れではありますが、ようやく参加できた記念に、掲載させていただきます。
まず、今年度予算もつけて、立地準備会を重ねてカジノ誘致に血道をあげている問題。インフラ整備等がまたムダな巨大開発になりかねないだけではありません。ギャンブル依存症患者世界一の日本にカジノなど誘致をすれば、人生を棒にふる人、犠牲になる家族、教育上の悪影響・・・。たとえ少々雇用が増えたとしても、マイナスははかりしれません。キッパリと「カジノはいらない」宣言を、と求めました。
橋下市長にたいしては、公約違反での開き直りや、タウンミーティング等での事実に反した発言や在特会代表との応酬、特別秘書問題など、市長としてふさわしくない言動をあらためることを求めて、質疑を行いました。
「維持します」と大々的に公約した敬老パスを有料にしながら、市長は「公約違反ではない」と言い続けていますが、交付率が54.8%まで低下しています。市長は「負担なしでやっている自治体はない」などとすりかえ、公約違反であることは認めませんが、かなりの高齢者が敬老パスをあきらめ、外出をあきらめている状態が、「維持」などと言えないことは明白。所得に関係なく、乗車するごとに50円徴収などというせっしょうな制度は認められません。「50円の撤廃を」と重ねて求めました。
出勤簿もなく勤務実態も誰もわからない市長特別秘書。橋下徹後援会会長の息子さんです。選挙のたびに休職し、「維新の会」の選挙活動を行い、今年3月の「出直し市長選」のときには退職し、投票日の翌日にまた採用されています。実態は、大阪市長の秘書というより、維新の会代表の秘書ではないでしょうか。市民の税金で給料を払うことは納得できません。
さらに、特別秘書のファミリ-が、橋下徹後援会に毎年多額の寄付(22年度225万円、23年度300万円、24年度450万円)をしていることも、「特別秘書の選任と関係があるといわれても仕方がない」と思うのです。
それらのことを市長にたずねながら、「政策の違いはあっても、大阪市長として尊敬される言動をしてほしい。自らを律してほしい」と申し上げました。
都構想協定書はとりあえず27日に否決されました。
その疲れも癒えぬまま、また、協定書をめぐる次なるたたかいにもそなえながら、今、集中すべきは決算特別委員会です。日本共産党議員団からの枠は2人。今年は私もメンバーになっています。持ち時間50分の限られた時間。テーマもなかなか定まりませんが、今日は実地調査に行ってきました。
実地調査の行先は、やたなか小中一貫校、子ども相談センター、大阪城。
やたなか小中一貫校のゆったりした少人数学級は加配教員のおかげだそうですが、地元の学校とはあまりに違いすぎます。ランチルームでの給食も、所要時間の短縮はすごく助かると校長先生。とても良いことだと思うからこそ、ここだけにとどまっていることは納得できません。この教育環境を、全市に広げてほしいです。
何回かお邪魔している子ども相談センター。そこでこなされている仕事の密度の濃さ。簡単に5特別区で展開できるようなものではない! とあらためて思いました。同時に、ここまで大きくなると・・・。やはり、第二の子ども相談センターを考える時期にきているのでしょう。
大阪城では石垣の発掘現場を見下ろしたり、普段は非公開の一の櫓から地元森之宮団地を眺めたり。貴重な鎧も見せていただきました。昭和6年に、どちらも市民の募金で、修復した天守閣(50万円)、建設した元博物館(80万円)。今のお金でいえば100億円は超えるとのこと。都構想では、無償で府に移管されてしまいます。ほんとうにそれでいいのでしょうか。
それぞれの行き先で思うところの多い、有意義な実地調査でした。
今年の4月から、新1年生を中心に全員喫食となるも、「おいしくない」「冷たい」「足りない」「異物混入が相次ぐ」など、問題点の多い大阪市の中学校給食。レシピや分量の改善が検討されています。
25日、城東区役所で来学期からのメニュー候補の試食会があり、参加しました。各中学の生徒さん、先生方、保護者の皆さん、地域の方々と一緒に、12のメニューを少しずついただきました。アンケートの結果、好評のものから取りいれるとのことですが、シチューなど限られたもの以外は冷た~いおかずばかり。果たして生徒さんの感想やいかに?
また、レシピを変えても、異物混入などがなくなるのかも心配です。
仕出しの業者ではなく、年次計画をたてて自校方式に踏み切り、あたたかいものはあたたかく、安全な給食を目指すべきです。