今日は一日、「反対と書きましょう」のタスキをつけて街頭から訴えました。
朝は、「大阪市をよくする城東区連絡会」の20人ほどで関西スーパー前。ビラの受け取りが異常にいい。そしてビラのまき手の人たちがあっちでもこっちでも対話をしている。関心の高まりに応える活動を飛躍的に増やさなければと思いつつも、参加者の人と、「拮抗しているという世論調査が信じられないような反応だね」と言っていたのですが
お昼から平松前市長が城東区でビラまきとのことで、ご一緒させていただきました。今福鶴見と蒲生4丁目。どちらも大きな交差点です。
関西スーパーからみると、格段にビラの受け取りが悪いのが気になりました。関西スーパーでお買い物の方と、大きな交差点を行き交う人。市民・区民であることには変わりはないのに、この関心や反応の違いをどう受け止め、どこでどんな働きかけをすべきなのか、知恵を集めなければなりません。
今福鶴見駅で立ち止まっておられたかなり年配の女性に話しかけてみると「わからなかったので本を買って読んで、政令市をなくすなんてアカンと思った」と。藤井聡先生のご本だそうです。敬意を感じるとともに、でもほんとうは、多くの人がそれくらい真剣に考えないといけない問題なんだとあらためて思いました。
平松さんとお別れをして、急ぎ「街かど懇談会」の会場である放出西公園へ。木陰に並べたイスやベンチや砂場の縁などに何と90人近い方が座って下さいました。笑福亭竹林さんがお越し下さったのにはビックリ仰天。せっかくなので一言ご挨拶をいただきました。
テレビ出演の直後とあって多くの人から「もっとやっつけてほしい」というご意見。あんな人を相手にそんな無茶な、と思いながら「もし万一また機会があったら頑張ります」と言ってはおきました。もうないことを祈ります。
大阪市歌を歌いたい、という要望で、今日は3番まで。しみじみと、経済や、文化の発信の核を育てる立派なゆりかごとして、大阪市をよみがえらせたいと思いながら歌いました。
最近お知り合いになった「自分は反対と書くけど、人にまでまだ話せない」と言っていた23歳の青年も来てくれて「もう大丈夫。友達にもいいます」と言ってくれました!
この「街かど懇談会」は関西テレビさんの取材も。15日に放送されるかも知れません。
暑い中、みんなが奮闘しています。みんなの一歩、みんなの一声で、「反対の決断」を積み上げ、必ず実らせなければ。
朝は市役所に出かけて、5.10扇町公園での集会の実行委員会の皆さんと記者会見。
商店街連盟の方、弁護士さん、えらいこっちゃの会の方などなど、こちらが恥じ入りたいほどの能弁。大阪市をなくしたらアカンの思いが強いからこそ。ヒシヒシと感じながら、権力者に立ち向かう庶民の力が急速に燃え上がっていることを頼もしく思いました。
今日から新任期。新しいバッヂと交換で胸のバッヂをはずして返します。苦労をともにしてきたバッヂ、愛着があります。新しいのなんていらないから君といたいよ、と思いながらお別れしました。新しいバッヂとともに、新しい歴史と苦労を歩みます。
諸会議を経て
夜は鴫野の地域で党派を越えて共同の勉強会。歳の若い順でしょうか、私から順番に、どれだけ“市民にとって百害あって一利なし”であるか報告させていただきました。
「資料をどれぐらい準備したらいいですか?」とお聞きしたら「60人くらいかな」とのことで、多めに約80部持参しましたが、全然足りず。ほとんど存じ上げない方々でしたが「やらせてはならん」の熱い思いがすごく伝わってきます。オール市民の力をほんとうに発揮出来たら、5.17は勝利できるし、孫子のために勝利しなければ! ますますその思いを強くさせていただいた勉強会でした。
休日の朝10時というお出かけいただきにくい時間に、関目地域で民間のコミュニティーホールをお借りして「大阪市廃止・分割ストップ 学習会」を開かせていただきました。
お見かけしたことのない方もたくさんお出でいただき、やっぱりたくさんやっていかなくでは、とあらためて痛感しながら、まず私からは30分。その後
「なぜ、こんな酷いことをやろうとするのか」「迷っている母親を連れて来たかったけれど、こんな2階では無理。ほかにどこでやりますか」「住民説明会での巧みな誘導を打ち消して歩いて」「政令市をつぶして、自治権を失うなんてあり得ない」などなど、多彩な質問や意見を出していただき、一緒にがんばろうと口々に。
この頼もしさに励ましていただいたものの、今日は正直言って、地獄のような仕事が待ち構えていました。
こんな仕事をお引き受けした自分を呪い続けた数日間。逃げ出そうかとどれだけ思ったことか。
でも、大阪の未来がかかった時、やっぱりやってみようと思って挑んだ読売テレビ「テン!」の生出演。とにかく、「反対」の思いの足を引っ張ることにだけはならないように、の一心でした。
テレビの世界で生きてきた橋下市長と、テレビは見るものであって出るものではない者。スタートからして不利、しかも読売テレビです。玉砕だけはするもんか、ほんとうのことを言っているのは私たち反対派。
あっという間だったような、長かったような。
評価はご覧になった方にお任せするとして、とにかく疲れた、ホッとした。
明後日はテレビ大阪です。またまた挑みます。
大型宣伝カーで「大阪市をよくする会」の一員として街頭から訴え。心斎橋もOBPも大阪市民率はどれくらい? と思いながら、でも、どうかお知り合いに一言でも、と思いを込めて訴えました。地元とはまったく雰囲気の違う街並み、行き交う人ですが、それでも、何人か手を振ってくれたり、立ち止まってくれたり。
市役所で打ち合わせなどをして、大急ぎで地元へ戻り、新婦人城東支部の学習決起集会に出席。
とっても急な企画でしたが、狭い(失礼)民家の事務所に入りも入ったり26人。「たくさん入れるように机もないけど、座ってでかまへん?」と支部長さん。どんな体勢でも大丈夫です。
「変えたらええから賛成する」という妹さんを説得できずに悔しくてもういっぺん聞きたいと思って来たという方。「何か決め手になる一言はありませんか?」と難しい質問。決め手になるかどうかはわかりませんが、大阪市の廃止は“変える”ことではなく、壊すこと。もっと言えば、それぞれの特徴をもった地域が一体のものとして成長してきた都市は生き物。切断したらしんでしまう。都市を殺すことであって変えることではない、など、みんなで交流。『つぶすより生かして変えよう大阪市』という娘にはもう一つ不評なのでもうひとひねりと思っているフレーズも披露しました。整骨院の先生に「今のところ賛成だけど話を聞いてきて教えて」と言われたと熱心にメモをとる方。一人ひとりの執念がとても尊い。
仲間がハンドマイクでスポットをしている間に「わからないから行かんとこと思ってる」という女性ととことん対話して「あなたに会えて良かった。必ず行くしみんなに言います」と言ってもらって感動したという経験も報告され、みんながどれだけたくさんの人に声をかけるかが勝負だと実感しました。
無数のつどい、班ごとのハンドマイクなど今までなかった提起。みんな燃えています。
26日、鴫野地域で公園をお借りして「大阪市廃止・分割(都構想)を考える街かど懇談会」。
事前に全戸ビラも入れていただいての取り組み。どうなるか心配でしたが、次々とお越しになり、存じ上げない方もたくさん。50人を超える方が日差しをよけながら話を聞いて下さいました。
「市営住宅はどうなる?」「城東区役所が東区庁舎になるってほんと?」などのご質問や、反対派もっと頑張れなどのご意見をいただきました。
市営住宅は大阪市全体で10万戸管理しているからこそ、建て替えや修繕もやっていますが(十分、不十分はありますが)、特別区にバラバラになればスケールメリットがなくなってそんなお金は出てきません。人口の割に多すぎて廃止する区も出てくるかもしれません。また、旧市内でも、他の特別区の住宅に申し込めなくなれば、市営住宅の少ない特別区の方は公営住宅に入れなくなります。
東区の庁舎は城東区役所、などというのはデタラメです。建設中の城東区役所はあくまで行政区としての16万区民の区役所として建設しています。60万人近い東区の庁舎をどこにするかなどはまったく決まっていません。
「大阪市歌が歌えなくなる」というご意見が出てみんなで大阪市歌を合唱。これが一番好評だったようです。
地方選挙終盤並みの参加者。住民投票で「大阪市廃止・分割」ストップを、の皆さんの意気込みに励まされました。西口は関目地域、東口は鯰江地域の後援会の皆さんが、それぞれ元気に「住民投票で反対と書きましょう」とビラ配布。最後に揃って今日も頑張ろうと気合を入れながら1枚。
難解な「大阪市廃止・分割」について、さまざまな規模、お顔触れの学習会が続きます。1日に3回となるとけっこうしんどくて、やっぱりあのお方のエネルギーは尋常じゃない、と思ったりしながら、力を振り絞ってしゃべっています。
ある個人宅で開いていただいた15人程の学習会に初めての方が来られました。
その方いわく、こんなアホらしいもの投票に行かんとこと決めていたが、大阪市OBである友人(私も存じ上げている元幹部)からの必死の訴えの手紙を読んで、えらいことかも知れないと思って参加されたとのこと。
私が話し終わるとそんな事情を語って下さり「行かんとこと思ってた私がアホやったとわかった。こんなこと許されへん」とカンカン。手紙も大きいんですね。必死の思いは伝わるんですね。
夜は城東区の闘争本部の「学習決起集会」。本部長でもあるので開会の挨拶兼、学習の講師という変則任務。急な取り組みでしたが会場はいっぱい。質問がたくさん出たことが嬉しいです。真剣に考えている証でもあるし、どんな疑問があるのかを知らずして、納得いく話はできませんから。
温水プールの仲間のなかで、反対派、賛成派が険悪になることを心配しつつ、何度も何度も自宅に仲間を招いて話し合いを続けているSさんの発言のリアルさ。大変でしょうに楽しそうに話して下さるのでなごみ、元気をいただけます。
この動きをどう広げていくかが、力のいれどころです。とにかく走るしかありません。走りながら考え、考えたら走る、です。