5月議会が始まり、今日の開会本会議で34の案件が上程されました。
なんと言っても焦点は、「地下鉄・市バスの民営化」です。浮き彫りになってきた問題点をいっそう鮮明にし、なんとしても民営化を阻止し、市民の足を守り、ますます発展させたい。正念場です。
今日、市役所前は橋下市長の発言への抗議など、たくさんの市民の皆さんが怒りの声をあげておられました。会議に追われご一緒することはできませんでしたが、本当に励まされます。もっともっと大きな声にして、人権無視、くらし破壊の流れを断ち切りましょう。
明日は都構想の法定協議会が開かれます。主要8事業につい
申し入れする日本共産党大阪市会議員団
暴言だらけの橋下市長とはいえ、今回の発言は絶対に許せない、と緊急に、発言の撤回と謝罪を求めて、市長への抗議を行いました。
市長は、今日は公務がなく不在(Twitterは次から次へ)。対応した秘書部長は、「政治家として発言したこと(なので関知しない)」の一点張り。立場は理解できなくもないのですが、市役所のなかで、市のボードを背景に語ったことです。報道も「橋下大阪市長」とされており、大阪市が関係ないなんて通りません。
関係者を傷つけ、国際的にも非難される異常な言動については、市民とともに怒り、市長をいさめてこそ、憲法のもとで働く公務員です。もの言えぬ職員づくりの「職員基本条例」の影響と、市長が政党の代表を兼務する矛盾をともに痛感しました。
各団体の皆さんが、明日、市役所前で、11時30分~と12時~、抗議の集会や宣伝を計画されています。大きな炎となりますように。
パートで働く女性の早産のリスクが、正社員や主婦の方の2.5倍。「朝日新聞」の記事に愕然としました。
お腹の命を気づかいながら、休めばクビになる、と、悲壮な思いで出勤なさる姿がみえてくるようです。いつまでこんな前時代的な状態を放置するのか。男性も女性も、人として尊重され、家庭生活や地域との関わりを豊かにもちながら、働く。当たり前のあり方が、なかなか手が届かない夢のように思えます。
安倍首相のいう「女性の活躍」が、こうした問題への解決になりえないだろうことが、「しんぶん赤旗」の主張欄に。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-10/2013051001_05_1.html
男性も女性も、自分らしく、仕事も家庭も地域生活も。この願いが“永遠の夢”にならないように、国民の幸せより、財界の幸せを考える政治を終わらせなくては。
まして、「従軍慰安婦は必要」「風俗業の活用を」などと公然と発言する橋下市長は論外。社会進歩の時計の針を逆回しにし、慰安婦の方だけでなく、女性も男性も貶めるものです。「市長の資格なし」の声が大きく上がることは必至です。
就学旅行のシーズン。修学旅行生を見ると、いつも父を思い出します。
長野県の写真館に生まれ育ちました。地元の中学校の写真を一手に承っていた父は、お昼ごろになると毎日のように学校を訪れます。「久保田(私の旧姓)、お父さんが来たぞ!」と、ヤンチャな同級生にからかわれるのは慣れっこでした(なるべく会いたくはなかったけれど)。
でも、修学旅行だけは窮屈だったなー、と、今でも思います。初めて乗った新幹線。その興奮のなかで、チョットふざけかけたとき、父と目があってしまった気まずさを、なぜか鮮明に覚えています。
小さな体、大きな声。厳しくて優しかった。近所のおばちゃんが自分の子に「久保田のおじさんに怒られるからやめときな」と、聞こえよがしに言ったと、腹を立てていたこともありましたっけ。
商売人さんをはじめ、地域の大人の目が、地域の子どもたちを見守っています。地域の力や善意に水を差し、地域の絆を弱める「市政改革プラン」をやめさせなくては。
昭和13年撮影の我が生家。左から2人目の男の子が父だそうです。
この父も20年前に亡くなり、家も、先日、取り壊しました。
11日、城東生活と健康を守る会の、仲間増やしを頑張ろう、という集いにお招きいただきました。
役員さんたち手作りの、筑前煮、出し巻、から揚げなどの香りただようなか市政報告をした後、お料理をいただきながら懇談をしました。地下鉄・市バスの民営化、「大阪都構想」など、出される質問にはしゃべりたいこと山盛り。ついついしゃべりすぎ、喉はガラガラ、汗びっしょり。その間にも、お料理のあまりのおいしさに、気づいたらお腹がいっぱいになるほど頂戴していました。しゃべる口、食べる口、口は一つしかないのに。不思議なこともあるものです。
何でもかんでも自己責任で、弱者が生きにくい時代。一人で悩んでいる人に声をかけ、助け合い、ともにたたかう仲間を増やしてほしい。その力が集まって、政治と世の中を良くしていくのだから。
中学時代から遠視のメガネが手放せず(父からの遺伝?)、次第に進化して遠近両用が必須アイテムとなって10年以上たちます。
この必須アイテムが、たてつづけに、家用・外用、ともに破損の事態に(暴れたわけではありません。劣化とメンテ不足)。修理に1週間はいるだろう! メガネなくして仕事はできない! 市議会運営委員会の時間は迫る! かなりのパニックにおちいりました。幸い、駆け込んだメガネ屋さんで、ほぼ合うメガネがすぐ見つかりギリギリセーフ。
あって当たり前と思っている物。ありがたみを痛感し、大切にすべし、と肝に銘じました。
突然、フレームがポキッと折れた10年来の友
フレームを変えてよみがえりました。大切につきあいます。
そして臨んだ運営委員会。陳情書をゴミ箱に捨てることを、これみよがしにブログで発信した市議への懲罰などを求める陳情が議題に。懲罰に関するルールに照らして、心ならずも、陳情に同意することはできませんでした。けれど、議員として(人としても)あるまじきこと。そういう思いの意見表明を日本共産党議員団はさせていただきました。
「意見が違う人とも、真剣に誠実に議論する」この当たり前のことが通用しない議会や社会をつくってはならない。論ずるべき議会に送っていただいている重みをあらためてかみしめ、市民の声をきちんと届ける議論ができる議員団に成長すべし。肝に銘じています。