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運動会日和に人生の分かれ道を思いました

KIMG1318 19日、雲一つない、とはこのこと、というお天気。

 菫地域、榎並地域の運動会にお邪魔しました。菫では痛い右肩をこらえてラジオ体操、榎並ではなんとパン喰い競争に参加させていただきました。

  一つひとつの行事の成功の陰には、役員の皆さんの並々ならぬご努力があります。高齢化、核家族化のすすむなか、行政だけで対応できない福祉、子育て、防災などの課題の解決のために、私利私欲なく活動して下さる皆さんに、ほんとうに頭の下がる思いです。橋下市長の「既得権者だ」などという攻撃や補助金カットなどにたいして、あらためて怒りを覚えました。

 KIMG1315早く着きすぎたので、小学校近くの古市中公園をしばし眺めていました。

 大学4回生の時、この近くに本部がある大阪福祉事業財団への就職を紹介していただき面接に来た際、その時も早すぎたので時間をつぶした思い出の公園です。私の大阪での始まりの場所のような気がして、通るたび懐かしみます。あの頃、親の願いをきいて実家に帰って就職していたら、今頃どうしていただろう、と思ったりします。人生で出会う幾つかの分かれ道。その時々、今の道を選んだからこそ出会えたたくさんの人たち、たくさんの経験。まあ、これでよしとしよう、と思うのです。

地域とともに、歴史を重ね、人をはぐくむ    放出小学校40周年

KIMG1310放出小3  18日、大阪市立放出(はなてん)小学校創立40周年記念式典にお招きいただきました。

 生涯学習ルームの皆さん手づくりのクリップで止められた封筒。放出小の歴史といまがよくわかる「写真で振り返る40年」。金沢からかけつけた卒業生のトランペット。6年生の言葉とリコーダー。放出小1不自由な体をおして和歌山から来られた20年前の校長先生は「放出の子はいまもほがらかな顔をした、いい子たち。皆さんに会えて良かった」と呼びかけられました。子どもたちへの、掛け値なしの深い愛と信頼にあふれた言葉に涙がこぼれました。80歳だとおっしゃるその方、まったく存じ上げない方ですが、感動を伝え「どうかお体に気をつけて、これからも子どもたちを見守って下さい」と話しかけずにはいられませんでした。

  校長先生、40周年実行委員長、PTA会長、それぞれのご挨拶も、味わいのあるものでした。

  難読漢字のような「放出」。その名の由来は、江戸時代中期まで地域に流れていた旧大和川からの災害を防ぐため、“水を「法」ち「出」す”から、という説があるそうです。校長先生は、この由来を紹介され、その名のように、人の役に立つやさしい人材を放ち出したい、と挨拶されました。

 地域に支えられ、たくさんの人の思いや手によって歴史を重ね、人をはぐくむ小学校。学校選択制などでこの絆と歴史を断ち切ってはならないとつくづく感じたほんとうに素晴らしい式でした。

わが街大阪 壊すのではなくより良い街にチェンジ!   つどい2つ

諏訪つどい私 4日、午前中、放出下水処理場の上部利用で整備された屋上庭園で、諏訪・永田地域のつどいを開いて下さいました。

KIMG1252貸し農園 貸し農園で作業にいそしむ方々、広場でくつろぐ親子連れ、お弁当を持って集まるグループなど、憩いの場として親しまれるいい庭園になりました。

KIMG1253花 都構想では下水事業は、なぜか府へ。きめ細かな浸水対策への不安はもちろん、こうした上部利用施設がちゃんと続くだろうか、などと思いながら広い屋上庭園を少しお散歩して、集合場所に到着。

 固くて小難しい話をするには、ちょっと場違いな雰囲気に戸惑いながら、かいつまんで市政報告させていただきました。

 岡本府政対策委員長は、今日も腹話術のケンちゃんと一緒でした。

 ほんとに久しぶりにお目にかかる方ばかりで、お元気なお顔を見られて嬉しい、嬉しい。

 

 午後は、成育地域のつどい。

KIMG1294成育つどい本物 ご高齢の方にもわかりやすく、を心がけてつくったレジメ「知って下さい 都構想のこと」を使ってみました。

 話もレジメも感想をお聞きして、より良いものにしていかなくては。やり方も中身もメチャクチャとはいえ、来春の地方選挙に向けて、都構想が大きな焦点になることは疑いありません。一人でも多くの人にひどさを伝えて、伝える側になっていただかなくてはなりません。

 間違いもいっぱいしてきた大阪市。でも、こわすのではなく、「政治の中身の改革」と、「区民の声が届く仕組みづくり」を進めて、「より良い街にチェンジ!」です。

理不尽な議会の紛糾、そして娘の力作

  10月1日、18時前には終了予定だった本会議。

  本会議休憩中に開かれた民生保健委員会での、市長と維新の会議員との、人もなげな“猿芝居”のせいで議会が紛糾。

 いわば、「自分はエライ」「自分には情報が集まる」と言いたいためだけに、職員や議会を足蹴にしたようなもの。いつものことではあるけれど、やっぱり人として許せない。たった一人のわがままで、たくさんの人の何時間もが浪費されることはあまりに理不尽です。

若手トリオ 再開のメドが立たたないまま、何時になるかわからないため、近くのスーパーでサンドイッチやお寿司を仕入れて腹ごしらえ。とりわけ若手トリオは食欲旺盛です。

 紛糾の果てに、4時間以上遅れて再開した本会議は22時前に終わりました。一時は徹夜も覚悟したため、日付けをまたがなかっただけでもよしとしますか。

 今夜は娘が夕食づくりをかって出てくれていました。空腹も手伝い、ワクワクしながら力作とご対面。茄子の揚げ浸し、鳥のオイル焼き、私のリクエストしたポテトサラダ。どれも美味しくて美味しくて、疲れもムカつきも吹っ飛びました。IMG_2730

 法定協議会から議会へと舞台を移した都構想の議論。中身をしっかりと知っていただく取り組みも本腰を入れる時。渾身の力で立ち向かいます。

 

 

 

議論に値しない紙の束    特構想協定書上程

協定書2  10月1日の本会議で、大阪市を廃止し、バラバラにする設計図「特別区設置協定書」がいよいよ正式に、市会に提出されました。

 私の所属する財政総務委員会に付託。付託された財政総務委員会は9・10日の委員会で審議し、それ以外の5常任委員会も10日に協議会を開催して審議することになりました。

 たくさんの別表を含めて700ページの紙の束。違法・脱法を積み重ね、「維新の会」のみの法定協議会ででっち上げたもの。議会では無効決議が採択されています。議論に値しない、というのが、私たち日本共産党市会議員団の基本的な立場です。

 あくまで「協定書」の撤回と、正常な法定協議会での議論の再開を求めつつ、せっかくの議論のチャンスです。都構想のひどさを一層明らかにし、都構想ストップの大きな流れをつくるため、全力を尽くそう。

 

大阪エヴェッサをご存じですか?

 

えべっさ

「大阪エヴェッサ」ってご存じですか? プロのバスケットチームだそうですね。

 9月30日、大阪厚生信用金庫さんが、「大阪エヴェッサ」の観戦チケット250枚を、大阪市を通じて児童養護施設の子どもたちに寄付してくださいました。寄贈式の後、選手の皆さんやマスコットキャラクターも一緒に市会にお出でくださったのですが・・・

 スポーツへの関心と知識が乏しすぎる私は、「そうですか。サッカーのチケットを」と口走ってしまいました。「いえ・・・ バスケットです」と言われて、冷や汗をかき、赤面しながらの記念撮影となりました。

 幼い頃から、剣道一筋(もちろん、今は足を洗っています)。野球・サッカーなど派手な(?)競技に比べて、マスコミなどが騒ぐこともない競技ゆえ感じた悲哀からか、人気のスポーツにはあまり目を向けない習性があります。

 でも、一般常識程度の知識はもっていないと、こんな大恥をかき、せっかく来て下さった選手の皆さんに、ご無礼をはたらくハメになることを思い知りました。

 帰宅して娘に報告すると、「失礼すぎ。わからんかったら、サッカーとか言わなきゃいい」ときついお叱りをうけました。